新築戸建施工日記

年: 2020年

長泉町Y様邸 大工工事

2020.04.28

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
長泉町Y様邸の先週の様子をご紹介いたします。
屋根には、ガルバリウム鋼板の屋根材が施工されています。ガルバリウムは軽い素材なので、屋根への負担や、地震などの揺れの影響が少ないというメリットがあります。
壁には、胴縁が施工されました。縦方向に付いている木材です。外壁材の下地となります。
そして、外壁材のサイディングがスタンバイしています。
外観が完成形へと近づいてきましたね(*^^*)
1階の中の様子です。断熱材の高性能グラスウールが敷き込まれています。
このスペースに
ユニットバスが設置されました。ユニットバスは、あらかじめ浴室の壁、床、天井、浴槽などパーツごと工場で製造され、それらを現場で組み立てる浴室の事です。
浴室の周りの壁がないので、ユニットバスが1つの箱なのが分かります。
2階床の断面です。下から、床合板→フローリング→養生ボードのウエハースが出来ています。
2階は、石膏ボードを貼り始めています。
建具枠も取り付けられていますね。
チョコレートケーキを見つけました。建具枠の取付け部分です。お菓子に見えてしまうのは、この時、大工さんが三時の休憩タイムだったからでしょうか(;^ω^)
建具枠を組み立てて
それを取り付ける為、採寸中です。
基準線の墨を付けています。
墨と言っても、黒ではなく蛍光ピンク色なんです。よく現場で見かけていたので、『その墨の色は、流行っているの?』と私。『見やすいからだよ(笑)』大工さん。なんと、とんちんかんな質問なんでしょう(;^ω^)墨を墨汁で付けてしまうと、クロスによっては墨が透けてしまう事もあるそうなんです。建築は何でもちゃんとした理由があるんですね。

外回りの大工工事は終了しました。
これから、室内の工事が進んでいきます。”家”感がアップしてきますよ。

という事で
どうぞご安全に。

裾野市K様邸 完成

2020.04.27

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
裾野市K様邸は、あと少しでお引渡しの日を迎えます。その前に中の様子をご紹介します。
玄関を入ると、そのままリビングにどうぞ側とシューズクロークを通る側と壁で仕切られています。
リビング側から見るとこんな感じです。この間取りのいい所は、靴を選ぶ時や履き替えたい時、土間にわざわざ降りなくていい所です。
シューズクロークだけでなく、パイプハンガーも付いています。冬のコートや雨で濡れた上着を掛けるのに重宝します。それと、洗面台も完備です。『ただいまぁ』と玄関を上がって、上着を掛けて、手を洗いリビングへ。完璧な流れですね(^^)/
リビングです。LDKで17.5帖の広さです。フローリング、梁、建具はナチュラルなやさしい色合いで揃えています。
真ん中の収納は仏間になります。これは、将来を見越してのスペースです。今はご両親がご健在なので、飾り棚として活躍します。こういう所が、注文住宅のいい所ですね。仏間下の収納は造作家具で、家具屋さんがスペースに合わせて作っています。右側の扉の先は
2.25帖のファミリークロークです。リビングと続いているのは便利ですね~。2階に行かなくても、部屋着にサッと着替えられますよ!
奥には、階段下を利用した収納があります。リビングは、何かと物が増えてしまう場所です。とりあえず、避難させる場所があると、突然のお客様も怖くないです。
キッチンカウンター横にちょっとしたスペース。お子さんが宿題をやったり、パソコンを置いたり、書き物をしたりと、ちょっと何かできる場所はとっても便利ですよね。収納も完備されているので、文房具類など細かい物やティッシュなんか入れてもいいかもしれないですね。こちらの収納も造作家具です。
キッチンや食器棚もナチュラルなお部屋の雰囲気に合わせた木目調。タカラスタンダードさんのキッチン&食器棚です。スパイスニッチも完備。ホーローのキッチンパネルなので、お手入れはサッと拭くだけでOK!
キッチン裏にはパントリーも(^^)/
キッチンから続くランドリースペースです。エアコンも完備です!!住めますね(;^ω^)
室内物干金物も付いています。窓の外側には、外用の物干し金物があります。このスペースで『洗う~畳む』まですべて完結です。すばらしい!!
2階は落ち着いたブラウンの建具で揃えています。
2階こども部屋です。将来、仕切れるような間取りになっています。
6.7帖の主寝室と
2帖のウォークインクローゼットです。
そして、3帖の納戸です。書斎としても、一人になりたいときの避難場所としても(*^^*)
階段手すり壁の上の板、笠木(かさぎ)の”白”が新鮮です。何となく色を変えたくなりませんか。窓からの光がプラスされて、白が映えます(*^^*)電柱も立派に仕事してますよ!!
この電柱は、個人的に”愛着”がありまして(;^ω^)重機が入らない狭い場所だったので、電気屋さんが人力で穴を掘り、ここまで来たんです。なので、気になる存在だったという訳です。

あとは、設備の試運転を行いお引渡しとなります。

という事で
どうぞご安全に。

三島市Y様邸 大工工事

2020.04.25

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市Y様邸の今週の様子をご紹介します。
サイディング貼りが進んでおります。
軒天の色に変化を付けています。現場が坂を少し上った場所にあるので、下から見上げると、この軒天がいいアクセントになっています。
施工前のサイディングです。赤丸を付けた凸部分に
留め具を引っ掛けます。そして、凸に
凹側をはめ込んでいきます。サイディングの両端に凸と凹がいるんです。
留め具は胴縁につけます。胴縁が外壁材の下地というのは、こういう訳です。
胴縁の厚み分の隙間。これが、胴縁のもう一つの役割である、壁の中の空気の通り道、通気層です。
この日は、電気屋さんも外回りの工事をしていました。
1階の様子です。天井が出来上がりました。
キッチンカウンターも姿を現していますよ。
大工さんはダイニングカウンターを加工をしています。仕上げの工事に入ってきましたね。
階段下のトイレ
階段
主寝室
ウォークインクローゼット、全てが形になっています。
リビングと繋がる小上がりの和室の材料が準備されています。小上がりは、床面より高さを付けたお部屋の事です。段差に座って寛げますし、段差の下を収納にもできます。段差がある事で、お部屋に立体感が生まれ、メリハリのある空間を演出できます。これまた、仕上がりが楽しみですね(*^^*)

大工工事は終盤戦です。

という事で
どうぞご安全に。

三島市K様邸 二世帯住宅 大工工事

2020.04.24

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市K様邸、上棟から3日後の姿です。
上棟直後は、構造がむき出しです。なので、屋根や外壁を優先して仕上げていきます。すでに屋根には、ルーフィングが施工されています。これは、仕上げ材から漏れてきた雨などを家の中に侵入させないための、防水シートです。仕上げ材の付いていない屋根は、直接雨を受けてしまいます。上棟が終わる頃を見計らって、屋根屋さんも現場に来ていましたよ。
外観は、茶色い箱になりました。
構造用ハイベストウッドの茶色です。土台、柱、横架材をハイベストウッドで一つの箱にして、壁面全体で地震や台風に抵抗します。面でバランスよく力を受け止めるので、どこかに力が集中するのを緩和することができます。真ん中付近に1本柱が通っているのは、通し柱です。
1階中の様子です。窓がないので暗いです。そして、声の反響がすごい。無駄に『あ~。』とか言ってしまいます。
この日、大工さんは2階で窓を設置する為の準備をしていました。窓を支える土台、窓台を組んでいます。大工さんがいる場所は、バルコニーです。今作っているのは、バルコニーに繋がる窓の土台です。
ここからの
これ(^^)/窓が設置されました。2階バルコニーと室内との境界ができました。
そして、バルコニーには
排水口に雨水が流れるように、モルタルで勾配(傾斜)が付けられました。
バルコニーの原形は”木”という事を忘れる変貌っぷりですよねΣ(・ω・ノ)ノ!
1階床には、断熱材が敷かれ
床板を貼っています。
排水管用の穴でした。ぴったりです(^^)/
断熱材の上は、もちろん歩いてはいけません。足場を木材で作りつつ、土台の上を歩いている大工さん。
ひょいひょい歩いていますが、重たい床材を持ちながら、視界がいいとは言えない体勢で器用に歩くなぁと感心。
上棟から約1週間後の姿です。

大工工事は、着々と進んでいます。

という事で
どうぞご安全に。

三島市S様邸 地鎮祭

2020.04.23

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市S様邸、地鎮祭を執り行いました。
天気予報は”晴れ”でしたが、前日があまりにもひどい荒れ模様で心配でしたが
ご覧の通り、天気予報大当たりでした。晴天です。お散歩されている方の中には、半袖姿を見かけたくらいの気温です。
地鎮祭は、工事を行う前にその土地の神様を祀り、土地を利用させてもらう事の許しを得る儀式です。神さまの降臨頂く場所は、清浄な聖域でなくてはなりません。そのために、4隅に忌竹(いみだけ)を立てて、縄を張り、聖域である事を示しています。竹や榊は清浄な植物とされています。
お神酒
お水、お米、お塩

お供物が準備されました。
神籬(ひもろぎ)です。こちらに神さまが降臨します。
開式の儀です。地鎮祭が始まりました。
続いて、修祓の儀(しゅばつのぎ)。参列者やお供え物を祓い清めます。『祓い給えー、清め給えー』と神主さん。地鎮祭とは関係ない話なんですが、”はらいたまえ”とパソコンで入力して変換したら、”腹痛前”と変換されました(;^ω^)平仮名だと同じなんですね!!ほぅ~と思った瞬間でした。降神の儀です。神さまを神籬(ひもろぎ)に迎えます。神主さんが『おおおぉぉぉ——–ぉ』と発する時、あれは降臨を告げているんですよ。ちょっとびっくりしますよね(^^)
神さまにご挨拶です。地鎮祭は、特にリハーサルの様な物はしないので今から何をするのか全く分からないNちゃん。なのに、何となくみんなに合わせて同じ事をしなきゃ。そんな雰囲気を感じました。がんばってます(*^^*)
祝詞奏上。どこの誰が新築工事をやりますよと神さまに告げて、工事の安全を祈願します。
四方祓いです。土地の4隅をお祓いし、お米とお塩で清めます。
地鎮の儀。盛砂を敷地に見立て、家族みんなで鍬入れをします。整地するという意味があるそうです。
大洋工務店は柱の穴を掘る意味合いの、鋤入れ(すきいれ)です。一般的に、一生に一度あるかないかという地鎮祭ですが、建築業は施主という立場ではありませんが、場数は踏んでいるので、カメラ目線も慣れたものです。
玉串奉奠(たまぐしほうてん)です。玉串とは榊に紙垂(しで)をつけたもので、工事の安全を祈願してお供えします。
昇神(しょうじん)の儀。神さまのお帰りをお見送りします。帰る時も『おおおおおぉぉぉぉーーー』が合図ですよ。
お施主様よりご挨拶をいただき、乾杯です。『おめでとうございます!!』
最後くらい、マスクをとっての記念撮影です。神主さんが「ピースは指紋を盗み取られるから、指紋を自分側にする方がいいんだって」という事で、裏ピース。ひと昔前に、若い子たちで流行っていた気がしますが、いざ自分がやると違和感(;^ω^)

気持ちのいい天気で、ほんわかした地鎮祭でした(*^^*)

さぁ、いよいよ工事が始まりますよ~。

という事で
どうぞご安全に。

三島市O様邸 内装工事

2020.04.22

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市O様邸は、大工工事が終了し内装工事へ移っています。
玄関の扉を開けると、壁一面に模様がつきました。
これは、石膏ボードの継ぎ目やビス穴の凸凹を整えるために”パテ”を塗った所です。
リビングにはパテ作りの材料が並んでいます。
パテの原形は細かいお粉です。パテ粉には、下塗り用と粒子の細かい仕上げ用の上塗り用があるんですよ。こちらに水を加えて
撹拌機で
混ぜて
ペースト状にします。これを必要な所に塗っていくんです。
パテ塗りは、クロスをキレイに仕上げる為の下準備です。きれいな下地が出来るまで、何回かパテを塗ります。
階段の壁です。何か足りない物があります。何でしょうか?!
手すりが外されています。
クロスをキレイに貼るには、お邪魔ですもんね。位置が分からなくならないように、ビスが残っています。手すりは、人を支える為にあります。なので、手すりが付く場所には、丈夫な下地が入っています。手すりの位置がズレてしまうと大変です!!
クロスがスタンバイしています。ここからの変化は速いですよ~。仕上がりが楽しみですね(*^^*)
内装工事に入る前、雨樋を取付ける所です。雨樋を受け止める留め具が付けられました。
雨樋完成。ん??金具はどこ???
雨樋の中にいました。留め具の爪で引っ掛けるような感じで付けているんですね。

という事で
どうぞご安全に。

長泉町Y様邸 大工工事

2020.04.21

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
長泉町Y様邸、先週の様子をご紹介します。
外観が茶色から白になりました。外壁用の防水シートが貼られました。
このシートは、雨は通さず、湿気は通す、透湿防水シートです。さらに、軽くて、丈夫で施工しやすい優れものなんです(^^)/
裏はこんな感じです。極細繊維の隙間から、湿気が抜けていくんだそうです。目には見えない無数の穴が空いているんですね。
バルコニーにはFRP防水が施工されました。自動車のバンパーやヘルメットにも使用されている防水です。それだけで、防水機能が高い事が想像できますね。
1階の中の様子です。柱の近くに、金物が置いてあります。金物を付ける前に必要箇所に先に置いて、
金物を留めながら移動していました。金物の付け忘れや、付け間違い防止になりますね。
柱に「東西南北」を発見しました。柱の向きを印してあるようです。柱は、もともと生えていた向きで使用されています。下側が根っこ方向という事です。それと、表と裏もあるんですよ。表が木の外側で裏が芯側です。それぞれ性質があるので、設置の向きも大事なんですね。
別の日です。壁には断熱材が敷き込まれ
フローリングを貼り始めていました。養生がしてあるので分かりにくいですが(;^ω^)
2階は勾配天井になります。大洋工務店も勾配天井です。天井が屋根の勾配に合わせて斜めになっている天井です。
はしごが掛かっている所は小屋裏収納になります。ロフトってやつですね。こちらは、2階がリビングでキッチン上がロフトの仕上がりになります。

大工工事は、外部から内部への工事に入ってきました。

という事で
どうぞご安全に。

三島市H様邸 基礎工事(二世帯住宅)

2020.04.20

みなさんこんにちは!!
大洋工務店の望月洋和です!!

三島市H様邸の進捗です。
基礎工事~外部配管工事です。
雨も降りましたが、 現場は順調に進んでおります。

基礎立ち上がり部分の型枠を組み、コンクリート打設を行いました。

立ち上がり部分は、柱から伝わってくる建物の荷重を受け止める場所になります。
建物には、構造体力上主要な部分というのがります。
基礎、基礎ぐい、壁、柱、小屋組、土台、斜材(筋かい、方づえ、火打材その他これらに類するもの)、床版、屋根版又は横架材。
構造というワードから、多くの方は柱・はり・筋交いなどの大工工事を思い浮かべる方が多いのではと思いますが、基礎も含まれております。
しかも、建物のひずみや傾きが生じないよう、一番下でがんばらなければならないので、基礎工事は見た目にもじみではありますが、とても重要な工程になります。

立ち上がりからアンカーが出ておりますが、これが土台としっかり緊結されて、コンクリート部分と木部が一体化し、強度の高い建物を作り上げていきます。

ビフォー1

アフター1

ビフォー2

アフター2

ビフォー3

アフター3

養生期間を経て型枠が外れました。雨が降ったことで、コンクリートぬれて光ってます。
コンクリートが濡れること自体は全く問題ありません。むしろ、強度を上げるためにプールに沈めておくこともあります(建築ではなかなか見かけませんが)。

外周部では掘削工事を行いました。

ユンボで掘削して、外部での配管工事を行っております。

上下水を外から宅内につなげていく作業です。
という事でもちろんこれから宅内配管も行います。

作業が終われば埋め戻しも行い、きれいに整地していきます。

さて、GWも近づいてまいりました。
『ステイホーム』という言葉をよく耳にしますが、現場の皆様も、どうぞご安全に!!

望月 洋和

 

三島市Y様邸 大工工事

2020.04.18

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市Y様邸の今週の様子をご紹介します。
サイディングをコーナーから貼り始めています。
モスグリーンの金具はサイディングを貼るための、スターターです。
シルバーの金具は、サイディングの継ぎ目に入る金具です。これ『ハットジョイナー』と呼ばれるんです。出っ張っている所が、山高帽子みたいな形でハットです。ジョイナーは。。。とにかく、
このハットジョイナーは、均一な目地づくりのための定規の役割をするんだそうです。コーキング材の納まりがよくなるんですね。
サイディングは、バリエーションが多いのがメリットの1つです。白でも明るさや模様がたくさんあります。外観は家の雰囲気が、誰にでも伝わります。自分好みを見つけて、外からも愛でてほしいです。
こちらのサイディングは光触媒の壁なんですよ!!晴れの日に、光触媒が壁の汚れを分解してくれ、雨の日には、分解した汚れをキレイに洗い流してくれるんです。白い壁には最適ですね(*^^*)
バルコニーの軒天には、色の変化をつけています。
1階の様子です。石膏ボードが壁に施工されています。キッチンカウンターの下地も出来ました。 2階は天井まで仕上がっている部屋もあり、すっかりお部屋感が出ています。
1階の玄関入ってすぐの扉が付く上の壁に、四角い穴が空いています。仕上がりがたのしみですね(*^^*)
『天井が出来ると雰囲気が変わるかもしれないから、お施主さんに見てもらって調節するよ』と大工さん。建築の難しい所ですよね。数字でなんとなく想像するのと、実際見た時の感じ。細かい所まで気にかけて頂けるのは、とても有難いことです。ありがとうございます<(_ _)>

大工工事も終盤戦に入って参りました。

という事で
どうぞご安全に。

三島市K様邸 上棟

2020.04.17

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市K様邸、上棟の1日をご紹介します。
ご覧のように天気は晴れ◎朝から気温は高めで上着なしでもOK!!大工さんは暑く感じるかなぁという感じでした。
まずは、通し柱が所定の位置に移動されました。この柱は、土台から軒まで継ぎ目がない柱です。上棟時、通し柱が最初に準備されます。
準備されていた木材を所定位置に移動させます。柱と土台には、それぞれ番号が振ってあり、土台と柱の番号を合わせているんです。まだ、柱の設置はしませんよ~。まずは、下準備からです。
こちらの建築現場は、大洋工務店の分譲地です。なので、空いているスペースにとりあえず木材を置く事ができます。スペースがあると大工さんも運んで下さる業者さんも気が楽です。
管柱が建ち始めました。1階の管柱は、2階の床を支える梁などの力を土台に伝えています。
管柱が建ちました。
これから、2階床の下地を組んでいきます。
荷下ろしを終えたトラックが帰っていきます。敷地には大量の木材!この木材をこれから組んでいくんです!!
管柱の後は、胴差し(どうさし)を組んでいきます。胴差しは、1階と2階の柱をつなぎ、2階の荷重を1階に伝えます。
胴差しには”ほぞ穴”という欠き込みがされています。管柱の先端もほぞ穴に入るよう、加工されています。ほぞ穴の位置を下から確認して、
上から息を合わせて木槌で『ドンっドンっ』とします。これを場所を変えて繰り返します。
自分の中でベストショットじゃん(*^^*)とニヤリ。正に息を合わせて『ドンっ』です。
不安定な足場の様子が伝わるでしょうか?!3m近い高さの、梁の幅しかない所を歩いて、木槌を振るんです。しかも、遠くから見ていても揺れるのが分かるんですぅ~。手すりもないし…。あっぱれ!!
約2時間ちょっとでこの姿です。2階床下地まで組み上がりました。
羽子板金物で固定します。地震・台風などで梁が外れるのを防ぐ、補強金物です。ある程度、手で取り付けたら
工具でガッチリ留めます。
同時進行で、1階では仮筋交い(かりすじかい)の設置中です。柱などの垂直を測った後、傾かないように仮に固定している斜めに掛かっている木材です。
2階床板が、クレーンで吊り上げられています。
床板の設置はあっという間です。床板を運ぶ人
釘で留めていく人、役割分担もいつものメンバーなのでスムーズです。ある程度貼り終わると
貼っていない床板を移動して
もう半分の床板を貼っていきます。これでしっかりとした足場が確保できました(^^)/
釘打ち機の『バシュッ!バシュッ!』という音が響きます。
1階から見上げると、家っぽさが出てきましたね。
釘で床板を留めると、次の木材が準備されています。ちなみに、3本突き出ている柱が通し柱です。
朝と同じように、定位置に木材を配置します。大工さんから次の木材の引き上げの合図が掛かります。
クレーンの運転士さんとは手の合図で、置く位置や
上げるとか下げるとかを指示します。顔なじみの運転士さんだと、もらいたい場所にピタッと来るんですよ(^^)
2階も1階と同じように管柱から建てていきます。
その頃、お施主様が様子を見に来てくれました。方向的に逆光でまぶしい時間でしたが、一生に一度の記念の日です。様子をご覧頂けてよかったです。
2階管柱が建ちました。続いて
梁や桁(けた)を組んでいきます。
大量の木材がなくなりました。
午前中終了です。
午後は、金具留めからスタートです。
隣の敷地に置いてあった木材が移動してきました。
隣の敷地にはこれだけになりました。あと、屋根を組んでいきます。
大工さんが留めているのは棟木です。上棟はこの棟木まで組み上げる事を言います。今は、屋根の下地材まで組み上げます。
木材と木材をつなぎ合わせる『かすがい』という釘で小屋束(こやつか)と母屋(もや)を留めています。
母屋の上に垂木(たるき)が組まれました。屋根の下地材、野地板(のじいた)を支えます。
野地板が貼られ
無事上棟です。

ご尽力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
これからもよろしくお願い致します。

Rくんも夕方にお母さんと一緒に見に来ていました。自分のお部屋が出来るのも、もうすぐだね(^^)

という事で
どうぞご安全に。

三島市O様邸 大工工事

2020.04.15

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
今週の三島市O様邸の様子をご紹介します。
サイディングが貼られました。クールなブラック系のサイディングが目を引きます。
茶色のアクセントがオシャレ度UPですね(*^^*)
外壁に青いテープの養生がされています。
サイディング同士の継ぎ目や
窓枠の周り
排気口の周りの目地に、ゴム状のコーキングを埋め込んでいく工事を行います。よく、お風呂や洗面台の継ぎ目にゴム状の物が埋め込まれていますよね?!あれです(^^)/これらの場所は、雨漏りがしやすい場所であるためコーキングで防いでいます。
コーキング材です。まさかのバケツタイプですΣ(・ω・ノ)ノ!チューブ式を想像していました。
扱いやすいように、コーキング材を温めています。
中身は、こんな感じ。近すぎました(;^ω^)
これを
この容器に入れて
目地をコーキング材で埋めていきます。
ヘラを使って均すと
キレイに整います(^^)/コーキングは経年劣化で硬化し、放っておくとひびや亀裂が入ってしまう事も。雨漏りの原因になりかねないので、定期的なメンテナンスが大事です。
1階の様子です。玄関を開けると、天井や巾木も完成していました。
リビングです。すべて石膏ボードで覆われましたね。
テレビを壁に掛けるための合板が施工されています。石膏ボードにはテレビを支える事ができません。下地を入れておくと、将来の変化に対応できますね。

大工工事は終了です!!これから、内装工事へと移っていきますよ。
お楽しみに(^^♪

という事で、
どうぞご安全に。

長泉町Y様邸 大工工事

2020.04.14

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
長泉町Y様邸、大工工事を進めています。
茶色い壁材の構造用ハイベストウッドに、窓用の穴が開けられました。
窓もスタンバイOKです。
大工さんは、窓を取り付ける準備をしています。このシートを
窓を下から支える”窓台”に留めています。これは窓の下側の水切りで”ウィンドウシールド”と言います。室内へ雨が入らないようにするための物です。
片面はツルツルしたビニールの様な質感で、もう片面は不織布のような感じです。
このツルツルした方を下向きに施工します。窓は外からの影響を受けやすい場所です。完成してしまうと分からない部分ですが、水対策は色々されているんですね。
1階中の様子です。
ウエハースみたいな断面ですよね。これは、床合板です。
薄く切った板を数枚張り合わせたものを合板と言います。板の繊維方向を1枚ずつ交差するように張り合わせているので、ウエハースが出来上がる訳です。
ホールダウン金物の完成形がこちらです。
基礎の立ち上がりに植えられたホールダウン金物は、土台を通り、柱にがっちり留められています。地震などの際に、土台から柱が抜けるのを防ぐ補強金物です。
サッシを積んできたトラックの荷台に見慣れたドアを発見しました(^^)/
工事期間中お世話になる、仮設の玄関ドアです。
これから、よろしくお願いします<(_ _)>

工事は屋根や外壁を優先して進んでいます。

という事で
どうぞご安全に。

カテゴリー

最近の投稿

アーカイブ