新築戸建施工日記

カテゴリー: 函南町 T様邸

函南町T様邸 新築工事

2022.12.02

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
函南町T様邸、新築工事の様子を紹介します。
建物の外周部を形作る、型枠が設置されました。
捨てコンクリートに引かれた基準線通りに
型枠を設置し
単管パイプと

支柱で支えます。これは、これから打設する大量のコンクリートの圧力に、型枠が耐えられるよう補強しています。
基礎を覆っているビニールは
地面からの湿気を床下に伝わらせるのを防ぐ防湿シート。床下の防湿対策は、厚さ6cmのコンクリートを打設するか、防湿シート敷くかのどちらかを行わないといけません。
大洋工務店のベースコンクリート厚は15cmですが、防湿シートも敷いています(^^)/
鉄筋が組まれました(^^)/見た目パワーアップ!
鉄筋は、こちらの『ハッカー』という工具と
結束線で
固定していきます。
ハッカーは、真ん中から上部がクルクルと回転するようになっていて、
ハッカーの先端に、結束線を引っ掛けクルクルっと巻きつけると
あっという間に、この通り(^^)/
鉄筋の間に挟んでいるのは、プラスチックスペーサー。決められたコンクリート厚を確保しています。
鉄筋とコンクリートはお互いの弱点を補い合って、力を発揮します。鉄筋が力を持続できる環境を維持するためには、鉄筋を覆うコンクリートの厚さ『かぶり厚さ』が大事になります。
そのコンクリート厚を確保するのがスペーサーです。スペーサーの縦の長さは、7cm。ちなみにベースコンクリートのかぶり厚さは、6cm以上とされています。
こちらは、ドーナツスペーサー。立ち上がりコンクリートのかぶり厚さを確保 鉄筋が組み終わると、コンクリートを打設していきます。

という事で
どうぞご安全に。

函南町T様邸 新築工事

2022.11.25

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
函南町T様邸、新築工事の様子を紹介します。
こちらの現場は、「地盤改良工事は必要ない」という調査結果でしたので、基礎工事に入っていきます。その前に、工事に必要不可欠な”水”と”電気”の確保です。
”水”は
道路の下にある水道本管から敷地内へ
引き込み
電気は仮設電柱を設置し、電線とつなぎ、引き込みます。準備が整うと
基礎工事スタート(^^)/現場は、捨てコンクリート打設終了。基礎工事は天候に左右されるため、工程通りに進むとは限りません。現場が思った以上に進んでいたり、その反対もよくあります。すべての工程をご紹介できず<m(__)m>そこで、ここに至るまでの工程を他の現場で紹介したいと思います(^^)
まず、根切りといって
基礎の底となる深さまで
掘ります。
横たわっている木材は、捨てコンクリート用の枠。
砕いた石、砕石を
基礎全体に
広げ
ショベルカーのバケットの裏で、ザっと均します。
その後は人力で高さを確認しながら、整えます。
この後
転圧機で
締め固め
一段下がっている所に
捨てコンクリートを打設。手押し車に生コンクリートを入れてもらい
必要な場所まで
運び
コテで
整え
均し道具で
タプタプ。余分な空気を抜きます。
仕上げのコテ押さえをすると、ツルっとした表面に。
建物の周りにグルっと捨てコンクリートを打つと、
T様邸現場の姿になります(^^)/
捨てコンクリートの厚さは約5cm。構造に直接関係ないので強度は必要ありません。
捨てコンクリートは、この後設置される建物を形作る、型枠を設置するための基準線を印したり、型枠の土台となります。
何もない場所に水平垂直の建物を建てるためには、基準が必要です。構造に直接関係はありませんが、基準線を印す捨てコンクリートは大事な役目を果たしています(^^)/

という事で
どうぞご安全に。

函南町T様邸 新築工事

2022.10.26

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
函南町T様邸、新築工事の様子を紹介します。
建物の間取り、外壁、室内のあらゆる場所の打合せが終わり、地鎮祭を迎えました。地鎮祭は、その土地の神様に新築工事を行う事を報告し、土地を利用する事の許しを得る儀式です。地鎮祭はしなくても問題ありません(^^)ご家族でご検討ください。
祭壇の4隅に忌竹(いみだけ)を立て、しめ縄で囲います。神様に降臨いただく場所は祓い清められた清浄な聖域でなくてはなりません。そこで、清浄とされている植物、竹を立て清浄な場所である事を神様に示しています。現世との結界がしめ縄です。
しめ縄に付けられている紙は、紙垂(しで)。雷を模していると言われています。「かみなり」という言葉は、昔、神が雷を打ち鳴らすものと信じられており、「神鳴り」と呼ばれていたそうです。紙垂も清浄である事を示し、悪い物を寄せ付けないために付けます。
準備が整い、地鎮祭が始まりました。
神様をお迎えする準備です。お供え物や
参列者、すべてを祓い清め
神様をお迎えします。神主さんの「おおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ」という警蹕(けいひつ)がお迎えする合図です。
真ん中の神籬(ひもろぎ)に降臨して頂きます。

2礼2拍手1礼でごあいさつ。
お酒やお水の器のフタをとり、お供え物を召し上がって頂く、神様のお食事タイムです。
お食事をして頂きながら、誰がどこにどんな工事をするのかという事を報告する
『祝詞奏上(のりとそうじょう)』
土地の四方を祓い清める四方祓い。
さらに、奥さまにお酒とお塩の載った、
三宝(さんぼう)をお持ち頂き、
神主さんと土地の四方を祓い清めます。
鍬入れの儀。
土地に見立てた盛砂に鍬を入れます。これは土を掘る事を表しています。
ご主人とRちゃんで
「えい!」
Aちゃんと「えい!」
奥さんと「えい!」この掛け声『えい』は『栄』という意味があるそうです(^^)
大洋工務店も鋤入れで『えい!えい!えい!』
みんなで何をやっているのかと言うと、これから行う玉串奉奠(たまぐしほうてん)の練習です。

神主さんが丁寧に教えてくれます。
いざ本番!できるかなぁ。。。心配無用(^^)神主さんが横で一緒に見本を見せてくれます。
玉串に

工事の安全を祈願し
お供えします。
そして神様をお見送り。お別れのご挨拶です。
お神酒で
乾杯!
記念撮影。お揃いコーデ(・∀・)イイネ!!
地鎮祭が終わり、工事が始まります!

という事で
どうぞご安全に。

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