新築戸建施工日記

月: 2022年4月

御殿場市T様邸 新築工事

2022.04.11

一級建築士が自ら手掛ける家⑤

4/16【土】17【日】
御殿場市中山『完成現場見学会』

みなさんこんにちは!
大洋工務店の望月洋和です!

この2週間ほどで、仕上げ工事に入っておりますが、その現場の様子を投稿します。

3/28パテ処理

大工工事が終わり、いよいよ終盤戦の仕上げ工事へ。

室内に、何やら斑点模様のような、柄のような。
これ、なんだ?
と思われる方も多いのでは。
実際にお施主様も思っている方が多いみたいです。

これは、パテ処理と言います。

パテ処理とは、仕上げのクロス貼りなどの下地処理として、不陸調整、石膏ボードの継ぎ手の目地の段差を平滑にしたり、釘やビスの穴を塞ぎ面を平にするために「パテ」という粘土の様な充填材料で埋める作業の処理のことです。

このパテ処理をしっかり行わないと、クロスを張る際にきれいに張ることができないので、下地をきれいに平にしていきます。

トイレの中、

階段室、

2F廊下、

クローゼットの中まで、ちゃんと処理を行います。

この風景を見ることができるのも、建築途中だけです。
斑点模様なので、見なくていいですかね(笑)

4/1内装仕上げ工事

足場が外れて、外観が浮かび上がりました!
玄関ドアがまだ仮説ドアなので、少し味気ないかもしれませんが(T-T)

とても明るい外観で、飽きの来ないナチュラルな仕上がり。
誰もが好感の持てる見た目だと思います。

玄関に入ると・・・、仕上がってます!

天井も、壁もクロスで。
天井のアクセントクロス、かわいいです。

正面のニッチもモザイクタイルで仕上げてます。

よく見ると、一つ一つ柄が違います。

おっと!
室内の職人さん、上を見上げて何してるんですか?

これは機械でやすりをかけているのです!

パテ処理を行いましたがさらに下地を平坦にするために、機械で完璧に作り上げてます!

↑こちらの機械は、クロスを糊付けするための機械です。
どんなふうに動くのか、言葉では伝えにくいので、できれば動画でお見せしたいくらいです(T-T)

トイレはきれいにクロスが張り終わってます。
明るくてさわやか↓

↑こちらはこれから貼るクロスを、使いやすいように丸めて立てて準備してます。

今が一番中途半端な時期(言い方は悪いですが)

仕上がっている場所と、これからの場所とまちまちですね。

↑クロスは表面がごつごつとしております。
アップにしないとわからなこともたくさんあります。

クローゼットの中はアクセントクロスに!

トイレやクローゼットはアクセントをつけやすい場所なので、皆さんも思い思いにデザインを楽しんでいただきたい場所です。

↑2Fホールの腰壁は、本棚として使えるようになってます、仕上げはクロスで。

このクロス、よーく見ると・・・、

よーーーーく見ると・・・、

↑ムーミン!!!

↑かくれムーミン!!

階段の蹴込が白で、暗くなりやすい階段も明るいです。

↑天井が低い小屋裏収納。

↑2Fホール、結構広いんです。

そして、家の必需品、キッチンスペース!
ヴィンテージホワイトウッドのクロス!
さすがのコーディネート!!
一級建築士の長年の経験と実績がデザインに表れてます。
(ちなみにデザインはだいたい奥様がチョイスされているようです笑)

クロスは、壁だけでなく天井や細かいところまで施工するので、上部写真のように踏板が欠かせません。
こちらのお家は天井高を約10cmほど上げております。
広さ感をより引き立たせることができます。

職人さん、クロス施工中。

↓外部です。

玄関ポーチ、土間を仕上げてます。
左官屋さんがタイルで仕上げます。
玄関タイルもかなり種類が豊富で、外観のイメージにタイルのデザインは欠かせません。

外壁のアップ写真。

よく見ると、木目調のデザインはカラーリングを2つ使い分けております。
ホワイトと、チャコール。
優しい仕上がりです。

ごちらの外壁はKMEWの光セラ外壁で、
『紫外線で汚れを分解して雨水で洗い落とす』
という、超優れもの。
塗膜保証15年で、見た目長持ち。
コーキングも15年保証。

4/3

敷地50坪以上。
車も悠々と駐車できるスペースがあります。

この日は曇り空の為わかりにくいのですが、日当たりは抜群で布団も洗濯物もよく乾くこと間違いなしです。

北側からの撮影。
背の高い、3階建てのような感じですが、片流れ屋根で2Fの上に小屋裏収納を作ってます。

車がない状態だと敷地の広さが際立ちます。

ここからは室内。

クロス、だいぶ進んでますね!

LDKも仕上がってます!
家族みんなが集うLDKは、白メインで明るさ重視!

キッチンも白。
早く養生をはがしたい(笑)

北側の食器棚のところに窓を設置してます。
北側なので直射日光が入りにくく明るさをとれるので、こういう設置の仕方はオススメです。
さすが、一級建築士。
よく考えられてますね。

前回もご紹介しましたが、ムーミンのクロス。

各所ほとんど仕上がっており、

残すは小屋裏と、ニッチなどの細かい部分です。

さて、現場はさらに進んでおります。

次回投稿は、ほぼ完成の写真になると思います!
お楽しみに(^-^)

4/16【土】17【日】
御殿場市中山『完成現場見学会』

 

 

函南町W様邸 新築工事

2022.04.09

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
函南町W様邸、新築工事の様子を紹介します。
捨てコンクリートの基準線に沿って
基礎型枠が設置されました。
型枠は”家”を形づくる枠です。これから打設されるコンクリートの圧力に負けないように、単管パイプと支柱で固定します。
”家”が建つ場所にビニールシートを敷きます。
これは、防湿シートで地面の湿気を床下に伝わらせるのを防いでいます。基礎工事から水対策は始まります(^^)/
鉄筋が組まれました。
鉄筋は、『引っ張る力』に弱いコンクリートの弱点を補ってくれます。鉄筋とコンクリートが強度を出すためには、しっかりと鉄筋をコンクリートで覆う必要があります。
鉄筋を覆うコンクリートの厚さを、かぶり厚さといいます。このかぶり厚を確保するために、スペーサーブロックを挟んでいます。
こちらは、ドーナツスペーサー。型枠と鉄筋の間のかぶり厚さを確保しています。
ベースコンクリートが打設されました(^^)/
建物、家具、人、設備すべての荷重を支えるのがベースコンクリートになります。
捨てコンクリートは、構造に直接関係なく強度は必要ないので無筋でしたが、ベースコンクリートは鉄筋を組み、鉄筋コンクリートとしてすべてを支える強度を持たせます。
ベースコンクリートに、立ち上がりコンクリート打設のための基準線が引かれました。
こちらは柱が土台から抜けるのを防ぐ、ホールダウン金物。
傘の持ち手のような形で、引っ張る力に抵抗します。
立ち上がりコンクリートを同じ高さに打つための目印、レベルポインター。
高さを調節したよ!という印で、真ん中が赤く塗られています。
外と内の給排水管をつなげる穴を確保するスリーブ。
立ち上がりコンクリート打設に向け準備が進んでいます。

という事で
どうぞご安全に。

三島市S様邸 新築工事

2022.04.06

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市S様邸、新築工事の様子を紹介します。
基礎型枠を取り外し
外部の給排水管工事が進んでいます。建物の周りに配管するのですが、狭いスペースは小型の重機も入れないので、人力で土を掘っています。

排水管を設置すると
今度は、排水管を埋める為、土を戻します。
立ち上がりコンクリート打設前にスリーブで確保した排水管用の穴。
この穴を通して、外と内の排水管をつなぎます。
仕事を終えたスリーブ(^^)
こちらはインバート桝。桝は、トイレやキッチンなど排水される場所の外側や合流する所に設置します。排水詰まりを予防するメンテナンスや、万が一排水詰まりが起きてしまった時のための物です。
インバート桝は汚水管に使われ、方向転換のためのカーブしている所でも、汚物が流れやすいよう
桝の底に配管と同じ形の溝を切り、詰まりを防いでいます。
外部の排水管工事が終わると
玄関土間、ポーチや
エコキュート土台
掃出し窓ステップの、コンクリート打設に向け型枠を組んでいます。
土間の周りは、水に強いタイプの断熱材で囲います。
鉄筋を基礎に差し込み
玄関ポーチと土間には
砕いた石”砕石(さいせき)”を
足し
コンクリートが


打設されました(^^)/
基礎工事も大詰め!!

という事で
どうぞご安全に。

三島市 賃貸住宅(戸建て)

2022.04.05

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市賃貸住宅(戸建て)の現場の様子を紹介します。
外観が茶色から白に変りました(^^)/
外壁用の透湿防水シートです。
このシートは、室内で発生した湿気を外に逃がし、外からの雨水の侵入は防ぐシートです。
基礎と壁の境目には土台の水切りを。
外壁から伝わってきた雨水が、土台にまわらないよう水を断ち切っています。土台は柱が組まれている大事な部材ですからね(^^)
土台の水切りの上に付いているシルバーの金具は、サイディングを固定する”スターター”
サイディング貼りが始まりました(^^)/
ベースのサイディングは
ケイミューさん、『ニュースリムストーン クローズホワイト』。幅の細い石積み柄です。
アクセントに同じシリーズの色違い、ラスティブラウンと
クローズブラックを。
室内はフローリングが貼られました。フローリングは貼りながら養生していくので、全貌を見る事が出来るのは、完成直前。
それまでは、養生の隙間から少しだけ見える所を探して想像するのみです(;^ω^) 白系のフローリング材です。
ユニットバス設置完了!
そして、壁にはグラスウールの断熱材が入っています。
グラスウールはガラス繊維で作られた断熱材です。ふわふわの繊維の中に空気を蓄え断熱しているので、繊維の密度が高いほど断熱性能も高くなります。今回は、通常タイプの10Kを使っています。この数字が大きくなるほど密度が高いことを表します。
グラスウールが入っているシートは、室内側は防湿シートで
外壁側は湿気を逃がすシートになっています。これは、壁内での結露を防ぐためです。
工事は壁に
石膏ボードを貼っていく、壁作りに移っています。

という事で
どうぞご安全に。

御殿場市T様邸 新築工事

2022.04.04

一級建築士が自ら手掛ける家④

4/16【土】17【日】
御殿場市中山『完成現場見学会』

みなさんこんにちは!
大洋工務店の望月洋和です!

今回は、3/25に大工工事が完工しましたので、その現場の様子を投稿します。

3/25大工工事完工

大工工事が完了しました!
大工さん、御殿場で寒い時期に2か月間大変ありがとうございました(涙)

↓こちらは郵便受けの室内側。

前回の投稿でも、『雨に濡れなくて便利』と申し上げましたが、ちゃんと室内側に受けがあるので、ごちゃごちゃになる事もありません。
整理できますね。

各所、

大工さんの工事が終わっております。

今は、仕上げ工事前なので下地がみえているという状況です。

↓LDKにはすでに仕上げ工事の準備がはじまっております。クロスが搬入されてスタンバイOK。

ニッチや収納が多くいので、仕上げ工事は結構手間がかかります。

ですが、弊社の職人さんはうまいので安心です。

↑お家の形をした階段下ニッチ、何を置くのでしょうか。
ねこちゃんやワンちゃんがここにいたらすごく可愛いですね!

↓1Fから2Fへ上がる階段です。明るい!

2F腰壁の本棚はとても使えるのではないでしょうか!
本もよし、飾り棚として使うもよしですね。

外は間もなく足場が外れて外観があらわになります!

クリーム色っぽい優しい色合いのの木目調サイディング。
早く全貌が見たいです!!!

お引き渡しまであと1か月を切りました!
現場の皆さん、どうぞご安全に!

大洋工務店 望月洋和

函南町W様邸 新築工事

2022.04.02

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
函南町W様邸、新築工事の様子を紹介します。
建物の配置や間取りが決まると、地盤の状態を確認する地盤調査を行います。その結果に基づき、それぞれの土地に適した方法で、建物を支えられる十分な強度を持つ地盤に改良する工事、地盤改良工事を行います。
こちらの現場は、∑-i(シグマ-アイ)工法です。小口径鋼管(しょうこうけいこうかん)工法の一種です。
杭の先端は4枚の掘削刃と
スパイラル状の翼部が取り付けられた
長さ6.5mのこちらの杭を、30本打っていきます!
杭打ち機に
セット!
杭を回転させながら
位置を確認しつつ
30本の杭を打ちます。
杭の頭に
フタが付けられ、
地盤改良工事終了(^^)/地盤がパワーアップし、安心して基礎工事に入っていけます(^^)
砕いた石”砕石(さいせき)”を
転圧機で締め固めます。
締め固めた場所に”家”が建ちます。
家が建つ外周に、捨てコンクリートを打ちます。
捨てコンクリートの厚さは約5cm。
基礎の位置を示す下地となり、
型枠設置の土台となります。
また、高さの基準にもなっています。基礎工事は穴を掘ります。そうすると高さが分からなくなるため、捨てコンクリートで基準を作っています。捨てコンクリートは構造に直接関係ありませんが、垂直方向にまっすぐの家を建てるために、大事な役割を果たしています。

という事で
どうぞご安全に。

長泉町H様邸 新築工事

2022.04.01

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
長泉町H様邸、新築工事の様子を紹介します。
上棟後は構造がむき出しのため、外まわりを優先に工事が進みます。まず、こちらの構造用ハイベストウッドを
外側の壁面に固定します。
土台、柱、横架材を構造用ハイベストウッドで一体化し、壁面全体で地震や台風などの外力を受け止めます。面で力を受け止める事で、力が分散しどこか一部に負担がかかるのを防ぎます。
屋根には、屋根用の防水シート”改質アスファルトルーフィング”が敷かれました。改質アスファルトは、アスファルトに樹脂やゴム等を加え、より性能を向上させた物。
厚さは1㎜ですが、
いくつもの層で構成されていて
表面はガサガサ
裏面はツルっとしている弾性のある硬めのシートです。
1階の
床が貼られ
サッシ枠取付の準備です。柱と柱の間の間柱(まばしら)や、窓を支える窓台が組まれています。
こちらはバルコニーですが、窓があるんです(^^)/外だけど、室内っぽい感じです。大工さんは、こちらのサッシ枠を取り付け中です。
サッシ枠を取り付ける際に、
窓用の防水シートを挟みます。窓は壁に穴を開けて取り付けているので、雨水が侵入しやすい場所です。”木”の大敵は水!防水シートで構造への水の侵入をシャットアウト!!
こちらは、火打ち梁。天井などの隅に
斜めにかけます。地震や台風時の水平方向の力による、変形を防ぎます。
バルコニーにモルタルで勾配が付きました。
バルコニーに窓があるので、室内っぽいですが”外”なので、通常と同じように防水工事をしていきますよ(^^)
屋根の仕上げ材、ガルバリウム鋼板装着完了(^^)/屋根は、視界に入りにくい場所なので変化が分かりづらいですが、工事序盤でほぼ完成形になっています!

という事で
どうぞご安全に。

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