新築戸建施工日記

月: 2021年11月

沼津市K様邸 新築工事

2021.11.06

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
沼津市K様邸、新築工事の様子を紹介します。
上棟から3日後です。
ブルーシートに覆われていてよく見えませんが
壁に構造用ハイベストウッドが付きました!
上棟直後は、柱や梁などがむき出し。雨の影響を少なくするため、外まわりから工事を進めます。なので、上棟直後の骨ばった姿が見られるのは、ほんの少しの間だけ!!3日後で四角い箱になります。
この日の大工さんは、空が見える三角形に
構造用ハイベストウッドを貼る所でした(^^)構造用ハイベストウッドは、地震や台風などの力を壁面全体で受け止めるので、接合部へ偏った力の集中を防ぎます。主に廃材を再利用しているので、地球にやさしい材料です。
屋根に防水シートの改質アスファルトルーフィング。
屋根は雨を直接受けるので、上棟直後に防水シートを敷きます。これは、仕上げ材から漏れてきたわずかな雨水を室内に侵入するのを防ぐシートです。
室内は、サッシ枠が搬入され
赤い線の下側”窓台”、上側”窓まぐさ”が組まれ、窓の取付け準備が始まっています。どちらも窓を支える木材ですが、組まれる位置によって名前が違うという建築あるある、ややこしいというか、同じでいいんじゃない?!と思う皆川です。
大きな窓はガラスが入ってないんですが、小さな窓はガラス入りで搬入されます。外まわりを優先に工事が進むので、窓の登場は意外と早いんです!
現場でよく見かけるこいつ!釘なんですよ(^^)/
釘打ち機にセットするので、ワイヤーで留められた釘が

クルっとされているんです(^^)色が違うのは、太さの違い。打ち間違いを防ぎます。

これから、この釘たちをたくさん打っていきます!

という事で
どうぞご安全に。

裾野市F様邸 新築工事

2021.11.05

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
裾野市F様邸、新築工事の様子を紹介します。
ブルーシートで覆われているのは、バルコニーです。まだ防水工事が終わっていないのでそれまでの養生です。
窓がつきました(^^)/
窓の下側に付いているのは、水切りシートです。窓は壁に穴を開けて取りつけているので、水対策は必須です!!
下屋(げや)に、屋根仕上げ材のガルバリウム鋼板が付き
母屋(おもや)も貼る準備が始まりました(^^)/ ちなみに屋根をはってくれるのは板金屋さんです。
屋根の先端には、雨水が下側にまわり込まないように、水切りが付けられます。
室内は、筋交いや柱を

金物で固定しています。
基礎から登場していた、ホールダウン金物も柱に固定されました(^^)/
木造建物用制震装置の”ダイナコンティ”も取付け完了!
筒状のダンパーにはオイルが入っていて、地震の揺れる方向と反対に動き、揺れにブレーキを掛けます。早い揺れはゆっくりに、大きい揺れは小さく。ダンパーはボックスティッシュほどの大きさです。
見た目はコンパクトですが、建物に伝わる地震のエネルギーが約20%~40%軽減されます。また繰り返し起こる地震に変らぬ効果を発揮するので、建物のダメージが少なく済みます。
電気配線工事も始まっています。
仮の位置でスイッチやコンセントボックスが留められています。これから、現場にてお施主様に確認してもらいながら、高さや場所を決めていきます。コンセントやスイッチの位置は、生活してみると『ここにほしかった~』『こっちにすればよかった!』がありがちなので、現場でシュミレーションしてください(^^)
ユニットバス設置の準備が整っています!
浴槽が入るので、床に断熱材が入れられない浴室は”基礎断熱”です。
断熱材を、基礎立ち上がりに沿って入れます。隙間を埋めるモコモコ。これは発泡ウレタンの断熱材です。
バルコニーにモルタルで勾配がつけられました。防水工事はこれからです。
床材が搬入されています。

大工工事は外まわりから室内へと移っていきます!

という事で
どうぞご安全に。

沼津市K様邸 新築工事

2021.11.02

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
沼津市K様邸、新築工事の様子を紹介します。
上棟に向けて工事が始まりました(^^)/
土台に柱を組みます。
その階だけに立つ柱”管柱(くだばしら )”を組んでいます。
管柱のあとは、1階床の高さで建物をグルっと囲っている”胴差し(どうさし)”や梁、桁の横架材に取り掛かります。
管柱のほぞ凸と、横架材のほぞ穴凹を合わせて
木槌で『ゴン!ゴン!』
この段階では、柱は固定されていません。想像以上に揺れます(>_<)しかも、2階の高さでの力仕事ですからね!!私は、足場が揺れるだけでも「ヒィッ!!」ってなります(; ・`д・´)
上棟は、その日組み上げる材料だけではなく、その後すぐ使う材料も準備しておきます。材料を吊ってもらうタイミングも大事!そのへんのチームワークは抜群です(^^)v
2階床下地まで完成(^^)/
上棟から1週間後くらいに使う1階床板です。厚さ28㎜の合板は重たいんです!なのでクレーンで吊ってもらった方が効率も◎!
2階床板が貼られ、建物が少し肉付いてきました(^^)
梁が羽子板金物で固定されています。
地震や台風によって梁が抜け落ちるのを防ぐ補強金物です。
2階の管柱を立てています。
1階と同じように凹と
凸を合わせて
管柱を「ゆ~ら、ゆ~ら」と揺らして組みます。
その頃、下では空きスペースに木材が置かれ始めました。トラック3台分の木材が大工さんの指示を待っています。大工さんはクレーンに吊ってほしい木材やら、置き場所の指示をしつつ、木材を組み上げていきます!
2階管柱の後は
横架材を組みます。
朝8時からスタートして、3時間ほどで2階フォルムが見えてきました(^^)/
工事は、屋根を構成する小屋組みに突入!
赤マルは”棟木(むなぎ)”、黒マルは母屋(もや)。位置によって名前が違います。上棟は、建物の一番高い場所にある棟木まで組むことを言います。この段階でも上棟なんですが
屋根の下地”野地板(のじいた)”まではっていきます!野地板を支える垂木(たるき)が掛けられました。
こちらの屋根は5寸勾配。約26度。勾配の数字が大きくなるほど、角度が急になります。
下から見ているだけでも、ヒヤヒヤ(>_<)
大工さん曰く、5寸勾配が歩ける限界だそうです。6寸になると足場が必要になります。

野地板を吊り上げると、クレーンのお仕事は終了です!小さくなって帰り支度。
無事、上棟です。
朝方まで降っていた雨が止み、暖かい1日の工事となりました。

現場のみなさん、ありがとうございました<(_ _)>

K様、上棟おめでとうございます!

これから大工工事が進んでいきます。

という事で
どうぞご安全に。

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