新築戸建施工日記

月: 2020年5月

三島市S様邸 新築工事

2020.05.09

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市S様邸、地盤改良工事の様子をご紹介します。地盤改良工事は、建物を安全に支えられる適切な状態の地盤に改良する工事です。せっかく丈夫な家を建てても、地盤が弱いと地盤沈下や、地震の際液状化を起こし、建物が倒壊してしまうなんて事に。
こちらの敷地には、『鋼管杭工法』が行われています。これは、地中にある固い地盤に鋼管の杭を打ち、建物を支えるという地盤改良工事です。杭を打つための重機が青空に映えますね(^^)
建物を支える鋼管杭です。長さは4.5mと5.5mの2種類です。全部で35本の杭が打たれます。
杭の先は、先頭きって掘り進めるので”刃”があります。
周りにも、ぐるっと羽の様な刃がついています。この杭を
まず、重機にセッティングします。
装着完了!
杭を打つ位置を確認しながら少しずつ進めていきます。
ズンズン、杭が地中に入っていきます。
杭が見えなくなりました。杭打ち完了です。
杭が所定の深さまで打たれているか確認します。
地中に打たれた杭はこんな感じ。
これを35ヶ所に行います。
まだ序盤戦という所でしょうか。打つ場所が少し変わるだけでも、杭が『ガタガタ』揺れてスムーズに入っていかなかったり、場所ごと地盤の状態の違いを感じられました。同じ分譲地でも、改良工事の方法が違ったりするので、地盤調査はとても大事ですね。
地盤改良工事が終わると、基礎工事へ移っていきます。

ということで
どうぞご安全に。

三島市H様邸(2世帯住宅) 

2020.05.08

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市H様邸(2世帯住宅)の工事の様子をご紹介します。この日の大工さんは、麦わら帽子姿です。春というより夏に近い気温でした。夏の現場では、職人さんの麦わら帽子姿はよく目にします。きっと、一番日差しを遮ってくれる帽子なんですね(^^)
赤い丸印の所に、墨が印されています。この墨部分に
穴をあけています。
この穴
基礎から出ている”アンカーボルト”や”ホールダウン金物”用の穴です。今は、プレカットと言って、ある程度工場で加工され、現場に搬入されます。が、細かい部分は現場での対応になります。
土台と土台が組み合わさる部分はプレカットされてきます。
基礎の立ち上がりと土台の間に『基礎パッキン』が敷かれました。これは、通気層を設けて湿気から土台を守っているんです。そもそも、コンクリートは湿気を帯びやすい性質を持っています。土台に直接コンクリートが触れると、コンクリートの水分が土台に浸透し、腐りの原因になってしまいます。土台の耐久性を保つためにも”基礎パッキン”が必要なんです。
ホールダウン金物とアンカーボルトが納まりました。
アンカーボルトは、土台と基礎をしっかり繋ぐボルトなので、土台とジャストサイズです。
アンカーボルト用のナットを
付けて、工具で絞めていきます。
で、これがアンカーボルトを留める工具です。インパクトにソケットを装着しています。
この情報は、大工さんから提供いただきました<(_ _)>最近、撮れ高を気にしてくれるんです(^^)
アンカーボルトを留め始めた頃、かわいい監督さんの登場です。
締め忘れがないか、チェック!!
締め忘れ発見!チェック!!
そして、テントが出来上がりました。日よけができる休憩場所です。
監督さんのNちゃんが一仕事終えて休憩です(*^^*)
バービーちゃんの車と一緒に♪このおもちゃは、じいじからのプレゼントなんですって(*^^*)
15時の休憩に合わせて娘さんが来てくれました。実は、こちらの現場のお施主さん、大工さんの娘さん家族なんです。
休憩の後は、上棟時に必要な金物の準備です。こちらは2世帯住宅なので、床面積も大きくなります。という事は、たくさんの金物の下準備が必要です。

もうひと踏ん張りというところですが、お孫さんのNちゃんの顔を見てリフレッシュしたのでは?!

さぁ、もうすぐ上棟です!!

という事で
どうぞご安全に。

長泉町Y様邸 大工工事

2020.05.02

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
長泉町Y様邸の新築工事の様子をご紹介します。
外壁貼りが進んでいます。
外壁屋さんが『破風板(はふいた)』を貼る所です。
破風板は、横からの雨・風や、万が一火災が起きた時に、屋根裏に侵入するのを防ぐ目的で取り付けられています。
破風板という位ですから、木材をイメージしませんでしたか?!防風、防水、防火の役割があるので、耐久性、耐火性のあるサイディングと同じ素材で、主原料はセメントなんです。
2階の様子です。アクセントの丸い窓。これがあると、明るいんです。いい仕事してます(^^)/
勾配天井の登場です。梁が素敵ですね。
梁へと続く『キャットウォーク』。ねこちゃん、大好物間違いなしです!!
キッチン上のロフトも登場です。
大工さんは、子供部屋の天井を取り掛かかり中です。
石膏ボードを採寸通りに切った後、壁と天井の継ぎ目部分をカットしている所です。ノコギリの刃がうす~く、斜めに入っているのが分かりますか。これを簡単そうにやるんですΣ(・ω・ノ)ノ!
やすりをかけて
よいしょっと持ち上げ、片手で石膏ボードを押さえ、もう片方の手で工具を持って留めていきます。上を見ながら、この体勢は、なかなかハードです。さすがに大工さんも「腰にくる」そうです。ですよね(;^ω^)
メモ帳です。大工さんだけに、メモ帳は石膏ボードの端切れです。

2階の大工工事は、連休前に終わるかなぁ。と言っていました(^^)
外壁もあと少しという感じです。

という事で
どうぞご安全に。

三島市K様邸 二世帯住宅 大工工事

2020.05.01

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市K様邸の工事の様子をご紹介します。
外壁用の防水シートが貼られました。
胴縁をカットしています。外壁の防水シート、胴縁施工、サイディング貼りは、外壁屋さんの担当なんですよ。”木”を扱う仕事は”大工さん”というイメージありませんか?!
胴縁はサイディングの下地や、壁の中の空気が流れるように通気層にもなっています。なので、施工方法に決まりがあります。要するに『餅は餅屋』という事です。ちなみに、外壁材の目地を埋める工事は、シーリング屋さんの担当です。たくさんの方の力で、住宅は出来上がっていきます。
1階中の様子です。床に物がなく整理されています。
フローリングがスタンバイしていました。大工工事は次の段階に進んでいきますよ。
制震装置の『ダイナコンティ』が設置されました。オイルの粘りを利用して、地震による揺れをゆっくりに、建物の傾きを軽減する装置です。
地震!揺れた!!の瞬間から、すぐに建物の揺れとは反対方向に動き、揺れにブレーキをかけます。早い揺れはゆっくりに、大きい揺れは小さくします。建物の中にいる人の『怖い~』を和らげてくれるんです。
2階バルコニーに『FRP防水』を施工中です。この防水は耐衝撃性に優れていて、自動車のバンパーやヘルメットに使用されている素材です。防水用のポリエステル樹脂とガラスマットで防水層を作っていきます。
これがガラスマットです。やわらかい繊維が絡まっていて、ふわふわです。
サイズを測ってカットして
このポリエステル樹脂に
硬化剤を入れます。すると、熱反応という化学反応をおこし、硬化するんだそうです。
ガラスマットをセットして、コロコロでポリエステル樹脂を塗っていきます。空気を抜きながら、ポリエステル樹脂とガラスマットを密着させます。
バルコニーへ出入りする窓、これを支える”窓台”にも防水が施工されます。
サッシが付いてしまうと見えませんが、確かに雨の影響は、受ける場所ですね。色々な所に防水対策がされています。それだけ、住宅にとって”雨”や”湿気”は大敵という事ですね。

という事で
どうぞご安全に。

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