新築戸建施工日記

月: 2019年11月

三島市M様邸 基礎工事

2019.11.08

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市M様邸、基礎工事は終盤戦です。
配管工事は完了しました。上の写真のグレーの排水管、傾斜が付いているのが分かりますか。左側が上がっています。排水するためには、勾配をつけないと排水されません。水は高い方から低い方へ流れますから、当たり前の事なんですが、初めて目の当たりにして、妙に納得したので紹介しました。

以前紹介した『さや管』です。青い管から乳白色の管が出ています。樹脂製の保護管が青い管、乳白色の管が給水管です。二重構造になっています。
配管は完了し、基礎の立ち上がりに黒い線が引かれています。これは『墨出し』と言って、工事の基準となる線が引かれました。次の行程、土台を敷くための物です。
そして、土台が敷かれました。
基礎の立ち上がりの上に基礎パッキン、そして土台です。基礎パッキンは通気層です。コンクリートは水分を帯びやすい性質があります。コンクリートと土台が接していると、雨や湿気を吸ったコンクリートの水分が土台に浸透し、腐れの原因になり耐久性が低下してしまいます。そこで、基礎パッキンを挟むことで換気をし、湿気から土台を守っています。
基礎からツンツン出ていた短いボルト『アンカーボルト』で土台は固定されました。土台は、基礎と柱を繋ぐ役割があります。基礎はコンクリート、柱は木材と材質が違うものをつなぐ為の仲介役が土台という訳です。
土台に欠きこみがされています。ここに柱がはめ込まれます。
土台の接合部分です。今はプレカットと言って欠き込みがされて搬入されてきます。
ピッタリ(*^^*)
大工さん、休憩??じゃなくて、上棟の下準備をしています。木材の接合部分に補強する金物の準備です。大量の木材を使用するので、おのずと金物も大量です。大工さんの仕事も色々あるんですね。日が短くなってきたので、真っ暗になる前にと、時間との闘いです。上棟は、いろんな事を同時進行していきます。段取りがとても大事なんです。
足場が組まれています。
長い物は、橋渡しで
橋渡しができない物は、下から上に部品を投げて渡しているんです。それが見事なんですよ~。投げる角度が絶妙で。うまく撮れなくて<(_ _)>

上棟に向けて準備が整いました。

あとは天気が穏やかでありますように。

という事で
どうぞご安全に。

裾野市T様邸 完成

2019.11.06

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
裾野市T様邸、クリーニングが完了しました。
まずは、初登場の玄関から(^^)/工事中は、傷をつけては大変なので、仮で工事用の玄関ドアがついています。工事用玄関ドアの状態が常だったので、違和感を感じていなかったんですが…やっぱり新品はいいですね。ドア枠の濃い目のブラウンが玄関を際立たせていますね。キリっと引き締まりました。
玄関を入った所です。クロスの白、建具はウォールナット色で統一されています。落ち着いた雰囲気の中で正面の階段がとても素敵なアクセントになっていますね(*^^*)階段を1階と2階を繋ぐ為の物だけにせず、インテリア的な要素を持つ物として利用しています。階段横の壁が途中までしかない事で、明るく開放的な空間になりました。
16.0帖のリビングです。1直線のLDKは開放的です。さらに、フローリングのグラデーションカラーが立体感を出し、お部屋をより広く感じさせてくれます。
タカラスタンダードさんのキッチンです。黒のキッチンは存在感抜群ですね。クロスとのメリハリの効いた配色は気持ちがいいです。
1階洗面所です。洗面所とキッチンはドアで繋がっています。玄関からも洗面所に行けます。この導線、使い勝手間違いなしです。不便な導線だと、人生で何時間無駄な時間を使ってしまうんだろう?!と考えると、間取りって重要ですね。時は金なり!っていいますし。

こちらのお宅もお引渡し間近となりました。
お引渡しの前に、お施主様のご厚意で完成見学会を開催させていただきます。

という事で
あともう少し
どうぞご安全に。

沼津市 大岡建売 大工工事

2019.11.02

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
沼津市大岡、弊社建売住宅は大工工事真っ最中です。
壁の下地となる石膏ボードを施工しています。
石膏ボードの切れ端です。ちなみに切れ端の後ろ側は石膏ボードではないんです。
横から見ると明らかですよね。左側が石膏ボードで右側が構造用合板で耐力壁(たいりょくへき)です。耐力壁は、地震などの横からの力に抵抗する壁です。うすい板が何枚も重なって出来ています。
石膏ボードの裏側です。
切った断面です。白い部分が石膏です。石膏ボード用の原紙にサンドされています。粉の石膏に水を加えると数分から数十分で硬化します。石膏ボードは、石膏が固まる時にできる針状の結晶が紙の繊維に食い込んで紙と一体化しているんだそうです。固まった板状の石膏に接着剤で原紙を貼っている訳ではないんです。
特徴を生かした方法で作られているんですね。更に、固まった石膏は加熱すると、水分を失ってまた粉の石膏に戻るんだそうです。リサイクルも可能で地球にやさしい原料です。
ユニットバスを施工していました。こちらは、タカラスタンダードさんのユニットバスです。
固定される前の浴槽です。浴槽の外側がもこもこしています。お湯を冷めにくくするために、保温材が吹き付けられています。追い炊きをする回数が減れば光熱費も減ります。毎日の事ですから、塵も積もれば…です。
断熱性能は住宅だけでなく、設備にも求められているんですね。
これは???私、初めてお目にかかりました。
反対側を覗いて納得です。浴室の換気扇でした。
大工工事はまだまだ続きます。

という事で
どうぞご安全に。

三島市M様邸 基礎工事

2019.11.01

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市M様邸、基礎工事も大詰めです。
こちらの排水の配管は完了しました。
配管する際は土を掘り起こします。工事が完了すればもちろん、土を戻す訳です。不安定な天気が続いていたので、土が水を含んでとても重そうに見えました。
この日は、給水の引込工事をしていました。敷地内に引き込まれている給水管と宅内の給水管をつないでいる所です。正面の長方形の形をした物、見覚えがありませんか。
カバーがされる前の止水栓です。向かって右側は水道メーターで左が止水栓レバーになります。
お馴染みの状態になりました。
水色が給水、オレンジ色が給湯管です。ヘッダーと呼ばれる白い筒の様な物から必要な部屋へ配水されます。
これは、さや管ヘッダー工法というやり方です。さや管は水色やオレンジ色の管で、樹脂管を保護しています。樹脂管は後からさや管に通します。そうすることで、配管時、樹脂管に傷が付く事を防げます。
配管が完了し、砂利が敷かれました。この砂利には雨が降った時に土が跳ね上がり、基礎や外壁が汚れる事を防ぐ役割があります。
玄関の土間にコンクリートが打設されました。
打設されたばかりのコンクリートを見ると無性にツンツンしたくなってしまいます。当たり前ですが、我慢しましたよ(^^)v
この日は、気持ちよく晴れて基礎日和でした。
養生期間が終わると、型枠が外されます。あともう少しです。

上棟までカウントダウンが始まりました。

という事で
どうぞご安全に。

カテゴリー

最近の投稿

アーカイブ