新築戸建施工日記

月: 2019年10月

三島市M様邸 基礎工事

2019.10.08

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市M様邸、地盤改良工事終了後養生期間を経て、基礎工事が始まりました。
この日は、基礎の型枠を施工していました。型枠は、ベースコンクリート(耐圧盤)を打設する際、外にコンクリートが流れないようにする為です。ベースコンクリートは建物荷重や家具荷重すべてを支える所です。なので、コンクリートも強度を出す必要があり、厚さにも決まりがあります。大量のコンクリートを流す訳ですから、それを支える型枠も頑丈に固定しておかなければなりません。
型枠の上下にパイプを留めて型枠を補強します。パイプを留めるこの金具、考えられてるなぁと感心してしまったんです。パイプを下からでも上からでも支える事ができるようになっています。パイプの長さは現場によってそれぞれ違います。その都度合わせるのは手間ですよね。
パイプの支え方が違うだけで、パイプが重なる部分がケンカをせずに留められるわけです。
金具がクルッとするんです。金具の工夫なのか職人さんの工夫なのか…ですが、なるほど!の瞬間でした。
職人さんは軽々持ち運んでいますが、実際持つと重いんでしょうね。軽いパイプをつけても補強にならないですもんね(;^ω^)
さらに、補強します。ベースになるコンクリートです。型枠がコンクリートを流し込んでいる時に傾いたりしたら大変です。

10月に入ったというのに、また台風が発生したようです。
天気に左右される基礎工事。なんとか順調に進みますように。

という事で
どうぞご安全に。

沼津市大岡建売 給排水工事

2019.10.05

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
沼津市大岡弊社建売住宅、給排水工事です。
給排水工事は「給湯給水工事(上水)」と「雨水・汚水工事(下水)」に分類することができます。建築工事では基礎工事はとても重要な工事でありながら注目を浴びる事はあまりなく、給排水工事も水回りの工事なので生活と密接しているにも関わらず注目度が低いですよね。重要度は高いですが、工事が終わると普段目にすることがないので、こういう機会に是非ご覧になってください。
配管しています。給排水の図面という物があってそれをもとに施工していきます。
給水・給湯工事は『さや管ヘッダー工法』が主流です。ピンク・青・オレンジ色の管は給水・給湯管のカバーの様な物で、その中に給水管を通すという2重構造になっています。柔らかくて曲げやすい為、継ぎ手がいらないので水漏れの危険性が少なくなります。
上の写真の部分がヘッダーと呼ばれる物で給水・給湯を分配しています。ここから各水栓まで供給しています。ヘッダーから各水栓まで分岐が無いので、複数の水栓を同時に使用しても、水量変化が少なく安定しています。
こちらは排水の配管です。排水には『塩化ビニール管』略して塩ビ管が使用されます。排水管工事は排水の種類(雨水や汚水)によって、管の大きさ(内径)や勾配等に決まりがあります。排水が逆流なんて起こしたら…ですもんね。
塩ビ管は必要な長さにカットして使用します。
基礎の上に乗っている塩ビ管は『エルボ』と呼ばれる継ぎ手です。建築用語は何かに例える事が多いんですが、もしかしてこれも肘の曲がった感じに例えたのかも?!と思ったんですが、エルボ自体の意味に含まれているようです。
暑さ寒さも彼岸までなんて言いますが、朝晩はめっきり秋めいてきましたね。
こちらの現場はもう少しで上棟です。

という事で
どうぞご安全に。

三島市M様邸 地盤改良工事

2019.10.04

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市M様邸、地盤改良工事が始まりました。
地盤改良工事は、建物を安全に支えるために地盤を強化する工事です。住宅の基礎となる地盤を、適切な状態に改良する工事になります。まずは、地盤改良工事が必要なのか地盤調査を実施します。その結果、必要となった場合のみ改良工事が行われます。
今回は、柱状改良(ちゅうじょうかいりょう)という方法で行っていきます。
これは、土の中にコンクリートの柱を造って建物を支えるという工事です。軟弱地盤の深さが2~8mの場合に用いられる方法になります。
現場に行くと、重機が3種類も到着していました。
建築中には登場しない初めましての重機たちです。向かって左側が杭打機で右側がセメントと水を混ぜる重機になります。
重機の準備中です。
これは杭打機の要、地中を掘っていく先端です。
地中に杭を打っている所です。
杭が必要な深さまで到達したかを確認しています。業者さんも写真をとってそれを記録しています。そこを撮った所です。
重機を抜いた所です。先から水を混ぜたセメントが出ています。これが地中を掘りながら土を混ぜて撹拌し、円柱状の固い地盤を造っています。地中に電信柱が埋まっている様なイメージです。
重機が抜かれた後です。この作業を必要な個所に行います。
場所によって杭の深さが違うんですね。
改良工事完了です。

これで安心して基礎工事ができます(^^)/

という事で
どうぞご安全に。

裾野市T様邸 大工工事

2019.10.02

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
裾野市T様邸、大工工事進行中です。
石膏ボードが天井にも貼られました。2階から施工中です。こちらは、階段を上がってバルコニー側を見た写真です。
バルコニーまで1直線!!とても開放的な空間で風通しも抜群です。
2階の子供部屋です。こちらも天井出現でお部屋感が出てきました。
もう1つの子供部屋です。これからこちらに石膏ボードを貼ります。白く見えているのは断熱材です。大洋工務店では高性能グラスウールを使用しています。断熱材はぐるっと建物を取り囲むように入れます。そもそも断熱材自体は、温めたり冷やしたりする事はできませんが、外気温の影響を和らげる事で冷暖房のエネルギー消費量が少なくなります。いわゆる『省エネ』っていうやつです。
大工さん、あっという間に石膏ボードを留めていきます。
2階の石膏ボードは完了です。
階段を下りる所で壁からニョッキっと出ているモノ発見!照明の為のコードですが、照明がつく前のこういう姿は思わず顔がほころびます。恐らく、初心者故に新鮮なんでしょうけど(;^ω^)
階段を下りる途中、壁が出来ると二度と姿を見る事が出来ないものが。
こちらは、『ダイナコンティ』という制震装置です。こんなコンパクトな物が地震の揺れを抑える事ができるのか??と思ってしまいますが、高品質、高性能、高耐久で安心の日本製なんです(^^)/制震装置は『金属系、ゴム・樹脂系、オイル系』と大きく3種類に分類され、こちらはオイル系に属します。オイルのねばりを活用した油圧式制震装置です。地震が発生するとダンパー部が建物の揺れと逆方向に動くことで、建物の揺れにブレーキをかけてくれます。さらに、繰り返しの地震(余震)にも同様の効果を発揮してくれるんです。
配置する場所は、建築士が必要な個所、個数を計算しています。ちなみに、こちらのお宅は『EcoB(エコボ)』という大洋工務店が独自に企画した家で、制震装置は標準仕様になっています。
次は1階の天井に移っていきます。
大工工事も大詰めです。

という事で
どうぞご安全に。

富士市I様邸 大工工事

2019.10.01

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
富士市I様邸、大工工事進行中です。
壁に断熱材が敷き詰められています。大洋工務店では、高性能グラスウールを使用しています。
見た目はフカフカしていて温かそうな雰囲気の素材がビニールの様な物で覆われています。家の性能では高気密・高断熱が基本となっている今、住宅用断熱材は色々な種類が出ています。その中で大洋工務店が何故グラスウールを選択しているのか…

それは

断熱性・不燃性・耐久性・環境性・防音性・防蟻性

に優れた断熱材だからです。

もちろん断熱性能がグラスウールよりも優れている素材もありますが、お値段が高ければ全体の建築費も高くなります。
トータル的に見て低コストで高断熱化できる経済的な断熱材が高性能グラスウールという訳です。

この日はお風呂を設置していました。
他の場所はまだこれからという感じなのに、もうお風呂を設置するんだぁと感じた方がいらっしゃると思います。
業者さんのスケジュールの都合とかではありませんよ(^^)/
お風呂を設置するには作業スペースの確保が必要です。それと、浴槽を玄関から入れるって想像すると大変だなぁって思いますよね。だからなんです。壁がまだ出来ていない時の方が運びやすいからです。
リフォームする時の方が工賃がお高いそうですよ。
フローリングが貼られています。実はこの写真とってもレアなんです(*^^*)
それは、床から施工していくので工事はまだまだ続きます。その間、フローリングに傷がつかないように貼りながら養生していくからです。その隙を見てのショットです。次に姿を見せてくれるのは、お引渡し間近です。

工事はまだまだ続きます。

という事で
どうぞご安全に。

カテゴリー

最近の投稿

アーカイブ