新築戸建施工日記

カテゴリー: 裾野市 S様邸

裾野市S様邸 新築工事

2021.12.25

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
裾野市S様邸、新築工事の様子を紹介します。
上棟から3日後。
構造用ハイベストウッドで覆われ
茶色の箱に。
構造用ハイベストウッドは建物全体を1つの箱にし、壁面全体で台風や地震などの力に抵抗します。面全体で力を受け止めるので、どこか一部に負担がかかるのを防ぎます。
また透湿性が高く、壁内の結露も防ぎます。
原料は、廃木材。地球にやさしい材料です(^^)
屋根に改質アスファルトルーフィング。これは、屋根用の防水シートです。仕上げ材のわずかな隙間から入ってくる雨水から建物を守っています。
アスファルトにゴムや合成樹脂などを混ぜ、耐久性を高めた物が改質アスファルト。
数ミリの厚さですが、いくつもの層から構成されています。
裏側は合成繊維不織布。表面の凹凸とグレーが、ぞうさんの皮膚のようです(^^)
室内は、サッシ枠が到着。
上棟直後は構造がむき出しです。雨の影響を少なくするため、外まわりから工事を進めます。窓の取付けは、かなり早い段階で行います。
1階床の押出法ポリスチレンフォームの断熱材。
床を貼ってしまうと分からないのですが、床板の下に断熱材を入れます。
参考写真ですが、土台と大引きの間に挟んでいます。この上に床板を敷いていきます。
バルコニーにモルタルで勾配を付けました。万が一水が溜まっても、室内に侵入しないよう、外側に向かって水が流れるように勾配を付けています。
立ち上がりの白い板は、『ケイ酸カルシウム板』略してケイカル板。ケイカル板は、耐水性を持つ不燃材です。建物の周辺で火災があった場合、延焼を防ぐために付けます。
こちらは、上棟直後のバルコニー。
変身っぷりがすごいですね!防水工事はこれから。それまでブルーシートで養生をしておきます。
屋根には仕上げ材のガルバリウム鋼板装着完了(^^)/

もう少し、外まわりの工事が進められます。

今年の施工日記は、本日が最終日となります。
今年もお付き合いいただき、ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします<m(__)m>

という事で
どうぞご安全に。

裾野市S様邸 新築工事

2021.12.21

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
裾野市S様邸、新築工事の様子を紹介します。
上棟に向けての工事、午後の部です。屋根を支える”小屋組み”に取り掛かります。
短い木材が立ち始めました。束(つか)です。束の上に組む母屋(もや)を支え、梁に力を伝えます。
土台を据え付ける時
大引きに付けられたコイツも、”束”。こちらは床束(ゆかつか)で、1階床を支えます。束は床下と
小屋裏にあります。小屋組みの束は”小屋束”といいます。
待機組の木材が、垂木(たるき)と野地板(のじいた)だけになりました。
小屋束に母屋(もや)を組んでいます。
束と母屋は、”かすがい”という釘で留めます。
かすがいは、釘打ち機ではなく玄能(げんのう)で「トントン」します。玄能。。。?? おそらく、玄能を見ても『”金づち”じゃん』って言う方がほとんどだと思います(^^)
機械を使わず、手で打っていきますよ(^^)
母屋の次は
垂木(たるき)です。屋根の下地、野地板を受けます。
垂木は、母屋に対して垂直に掛けます。
垂木を

釘で留めます。

垂木を留める釘、タルキック(´∀`*)ウフフ
クレーンの最後のお仕事、野地板が吊られました!
空が少しずつ隠れていきます。
そして、お仕事を終えたクレーンが



小さくなりました!
野地板もあと少し!!

無事上棟です(^^)/

S様、上棟おめでとうございます!

現場のみなさん、ありがとうございました。チームワークの良さと、広々とした工事スペースが確保できた事で、いつもより早くここまで組みあがりました。

この後、大工さんもうひと頑張り!外まわりの工事を進めてくれました。

という事で
どうぞご安全に。

裾野市S様邸 新築工事

2021.12.17

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
裾野市S様邸、新築工事の様子を紹介します。
上棟に向けて工事が始まりました(^^)/きれいな青空ですね~。
1階の管柱(くだばしら)が組まれました。管柱は、上にかかる荷重を受けます。1階管柱は2階床を支え、2階管柱は屋根の荷重を受けます。
管柱は、あっという間に立ちます。カメラのセットに手こずっている間に管柱から、横架材に移っていました(>_<)
2階床の高さで、グルっと囲む胴差し(どうさし)を通し柱と組んでいきます。2階の床の土台となるのが、胴差しです。土台から軒まで継ぎ目がない柱が通し柱。各階を一体化させ、構造的な強度を高めます。
管柱の凸と
胴差しや梁の凹を合わせて木材が組まれます。
組まれた箇所から、羽子板金物で固定していきます。顔なじみのメンバーなので、自然に役割分担ができています(^^)/工事で必要不可欠な物の1つが、スペースです。こちらの現場は、大きな空き地を使わせて頂けたので、これから組み上げる木材を伸び伸びと置いています。
使いたい木材を使いたい時にクレーンで吊ってもらえるので、大工さんのペースを乱すことなく工事が進みます。
2階床下地を組むと
羽子板金物で固定していきます。
羽子板金物は、地震や台風などで梁がはずれるのを防ぐ補強金物です。
1階では、柱の垂直確認中。
確認後、調節した垂直が狂わないように斜めの木材、仮筋交い(かりすじかい)で固定します。
垂直を確認する道具が『風防さげふり』
真ん中に合わせると垂直が取れます。
2階床がクレーンで吊られました!
上棟はクレーン車が間近に見られて
Aちゃん、Rくんも喜んでくれると思いきや、あんまりだったみたいです(笑)
マイホームを建てる大人の方がワクワク、ドキドキなのかもしれませんね(^^)
2階床が貼られ


建物が、少しだけたくましくなりました!
2階に木材が運ばれ
待機組が、大分少なくなりました。
木材にはすべて記号と番号が振られています。木材を組む位置に移動し、次にクレーンで吊る木材が分かりやすいよう準備しておきます。適当に置いている訳ではありません(^^)2階管柱を立てます。管柱は大工さんが、『ひょい』っと簡単に担いでいますが。。。軽くはないと思います(;^ω^)
管柱に横架材を組んで、午前中終了!
4時間ほどでここまで組みあがりますよ!

ここまでのタイムラプスはこちらから(^^)/
http://taiyokomuten.xsrv.jp/previous20230801/wp-admin/post.php?post=30970&action=edit

という事で
どうぞご安全に。

裾野市S様邸 新築工事

2021.12.15

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
裾野市S様邸、新築工事の様子を紹介します。
排水管の引き込み工事の後
玄関ポーチや土間
掃出し窓のステップ
エコキュート土台とコンクリートを打設しました。
玄関土間の内側、基礎立ち上がりに沿って断熱材を入れます。
厚さ5cmの押出法ポリスチレンフォームの防湿性の高い断熱材です。玄関土間も室内なので、断熱材を入れる必要があるのですが、床に断熱材を入れる事ができません。そこで床で断熱するのではなく、基礎で断熱しているんです。
基礎完成です(^^)/
基礎立ち上がりに、土台の基準線が引かれました。この線に沿って土台を設置していきます。
給水工事はこれからですが、ご心配なく(^^)現場によって工程が変わる事もありますが、問題なく進んでいます!
そして給水管が引き込まれました。白い筒のヘッダーから各水栓へ水が運ばれます。
ヘッダーは、黒い管の水道管とつながります。
外側の水道管。裾野という土地柄、凍結防止のカバーが付いています。
こちらは、お湯を配るヘッダー。オレンジ色は各水栓につながり、ピンク色はエコキュートとつながっています。
エコキュートで貯湯されたお湯がヘッダーを通して運ばれています。
肌色のホースは、追い炊き用のホースです。冷めたお湯がエコキュートに向かい、温められたお湯がお風呂に戻るホースです。
基礎工事が終了し、大工工事へ移ってきました。土台を設置しています。
基礎の上の木材が土台。
基礎と土台を留めるアンカーボルトでしっかりと固定します。
土台に柱が組まれます。こちらは、柱が組まれる”ほぞ穴”。建物の骨組みと基礎をつなぐのが土台。台風や地震などで、土台が基礎からずれたりしたら。。。文字通り”土台”なので重要な部材です。
大事な部材なので、水対策も必須です。コンクリートは湿気を帯びやすい性質。そんなコンクリートと土台が直接触れていると、木材が腐り白アリの原因に。そこで、土台と基礎の間に基礎パッキンを挟んでいます。
基礎パッキンの穴が通気層となり、床下が湿気を帯びるのを防いでいます。
土間や浴室は基礎で断熱しているので、外気が入ってきてしまうと断熱の意味がありません。基礎パッキンは穴のない気密タイプを使います。
土台の継ぎ目に
ビスを打って完成(^^)/

いよいよ上棟です!

という事で
どうぞご安全に。

裾野市S様邸 新築工事

2021.11.20

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
裾野市S様邸、新築工事の様子を紹介します。
おやっΣ(・ω・ノ)ノ! 基礎型枠が取れています!立ち上がりコンクリート打設が思った以上に順調に進んだようです。
ベースコンクリート打設から基礎立ち上がり完成までジャンプしてしまいました<(_ _)>基礎工事の工程は、天気に左右されるのであくまでも予定です。お施主さまが現場に行った時、何もやってないなんて事もあると思いますが、忘れている訳ではありませんのでどうぞご理解ください<(_ _)>
立ち上がりに埋め込まれた短いボルトは、アンカーボルトで基礎と土台をつなぐボルト、
所々にある長いボルトは、ホールダウン金物。土台から柱が抜けるのを防ぐ金物です。
排水管を通す穴。このスペースを確保するためにあらかじめ”スリーブ”を設置してコンクリート打設すると、排水管スペース用の穴が出来上がります。
外部の排水管が
穴を通って屋内に配管されました(^^)/排水管に使われているグレーの管は”硬質ポリ塩化ビニル管”、略して塩ビ管です。
塩ビ管に書かれている記号は、『PVC-U』=硬質ポリ塩化ビニル管、『JIS K6741』=JIS規格ナンバー 『VU75』=薄肉管、呼び径75㎜であることを意味しています。
呼び径75㎜と聞くと、75㎜の太さなのかなと思いますよね?!でも、外径は89㎜、内径83㎜なんです(;^ω^) ややこしいですが、呼び径は名称のような感じです。アンカーボルトも呼び径があるそうです。
VUは塩ビ管の厚さで、VU管は薄肉管、VP管は厚肉管。圧力がかかる場合は厚肉のVP管を使い、排水や通気には薄肉のVU管を使います。
排水管は水平だと水が流れないので、傾斜を付けて固定されます。排水の種類や管の大きさによって勾配が決められています。
排水管の横の丸いふた、汚水マス。
合流地点などの詰まりやすい場所に設置されます。汚水マスは流れをよくするために、底を配管と同じ形で溝が切られています。
汚水マスと排水管をつなげて土を戻すと
完成です(^^)/
渋い写真ばかりになりましたが(;^ω^)この後、給水管引き込み工事をしていきます。

という事で
どうぞご安全に。

裾野市S様邸 新築工事

2021.11.12

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
裾野市S様邸、新築工事の様子を紹介します。
鉄筋が組まれました。
図面通り正しく組まれているかを確認しています。鉄筋の太さや間隔
人が通る場所は鉄筋の間隔を狭くして強度を上げます。その間隔が正しく組まれているか
鉄筋がコンクリートから抜けないように埋めこむため、定着の長さという物が決められています。その長さが取れているか。
立ち上がりの鉄筋の間隔、鉄筋の太さが合っているか確認をします。
お馴染み?!のスペーサーブロックですが
こちらは、ドーナツスペーサー。形は違いますが、役目はスペーサーブロックと同じで、鉄筋を覆うコンクリートの厚みを確保するもの。型枠と鉄筋の間のコンクリート厚を確保しています。
ベースコンクリートを打設(^^)/
表面がツルツルになりました。ここに至るまでに、3回の”押さえ”という工程を踏みます。
押さえは、表面がきれいに仕上がるだけでなく、表面の密度を高め強化することを目的としています。
跡がつかないように、”カンジキ”かわりの足場板を使って移動しますよ(^^)/
コンクリートの養生期間を置き、立ち上がりコンクリートの準備が始まります。

という事で
どうぞご安全に。

裾野市S様邸 新築工事

2021.10.30

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
裾野市S様邸、新築工事の様子を紹介します。
こちらの現場は、”地盤改良工事は必要ない”という結果が出ましたので、基礎工事を始めます!
”根切り”と言って、基礎の底となる深さまで掘ります。
”砕石”を
建物が建つ場所に敷き
転圧機で締め固めます。少し高くなっている場所に建物が建ち、その周りに捨てコンクリートを打ちます。
ミキサー車が到着!
捨てコンクリートは、手押し車に1回分ずつ生コンを入れてもらい
運びます。

コテで生コンを整え
均し道具で
タプタプします。余分な空気を抜きコンクリートを締め固めます。
表面には、均し道具のあと。
それがコテで表面をなでると
ツヤっときれいになります(^^)
捨てコンクリート打設完了!捨てコンクリートは、基準線を印したり
型枠の土台となります。
型枠の内側に大量のコンクリートを打設します。コンクリート打設時の圧力に負けないよう
単管パイプや
支柱で支えます。
地盤面からの湿気をシャットダウンする防湿シートが敷かれました。

この後は、鉄筋を組んでいきます。

という事で
どうぞご安全に。

裾野市S様邸 新築工事

2021.10.08

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
裾野市S様邸、新築工事の様子を紹介します。
S様邸、地鎮祭を行います(^^)/
祭壇は、南向きに
参列者は、北側に神さまと向かい合って座ります。
祭壇の周りを囲っている4隅の竹、忌竹(いみだけ)。竹は榊と並んで清浄な植物とされています。忌竹を立て、しめ縄を張り聖域である事を示しています。神さまに降臨頂く場所は、祓い清められた場所でなければなりません。
祭壇の準備が整い、お施主様も揃ったところで、
地鎮祭スタートです。
今回は、いつもの神主さんの娘さんに執り行って頂きます(^^)
お供え物、盛砂
参列者を祓い清めます。神さまをお迎えする準備です。
神様は、神籬(ひもろぎ)に降臨します。
『おおおおおぉぉぉぉーーーーぉぉぉぉ』これ警蹕(けいひつ)と言って神さまが降臨する合図です(^^)
ごあいさつ。2礼
2拍手
1礼。
お酒やお水が入っている器のフタを外し、神さまお食事タイム。
この場所に、新築工事をする事をご報告。
Rくん、Aちゃんは双子なんですよ~。柄違いのお揃いで来てくれました(^^)
神主さんに続いて
みんなで土地の四方を祓い清めます。
Rくんの帽子がずれて、紐が邪魔そうだなぁなんて思っていたら。。。
鍬入れが終わってしまいました:;(∩´﹏`∩);:
大洋工務店は鋤(すき)入れです。
続きまして、玉串奉奠(たまぐしほうてん)。玉串は、榊に紙垂を付けた物。”榊”という漢字は『神』の『木』と書く通り、榊には神さまが宿るとされているそうです。
玉串に
工事の安全と
S様ご家族の
家内安全を
祈願し
捧げます。
お食事タイム終了!
お見送り。
お帰りの時の合図も『おおおおおぉぉぉぉーーーーぉぉぉぉ』です。
ご褒美のバナナ(´∀`*)ウフフ
最後にお神酒で
乾杯!!

記念撮影(^_^)v
「Aちゃん、Rくん写真撮ろう!」誘った時には遅し、Rくんは走り去っていきました(笑)
Aちゃんとバナナ(´∀`*)ウフフ Rくん、Aちゃんがんばりました。
9月も終わりというのに、とても暑い日の地鎮祭でした。

さぁ!工事が始まります!!

という事で
どうぞご安全に。

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