新築戸建施工日記

カテゴリー: 函南町 W様邸

函南町W様邸 新築工事

2022.05.07

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
函南町W様邸、新築工事の様子を紹介します。
構造用ハイベストウッドがはられ、四角い箱になりました(^^)/
屋根は、アスファルトルーフィングを装着済です。
アスファルトルーフィングは、仕上げ材のわずかな隙間から入ってきた雨水をシャットダウンする、屋根用防水シートです。
上棟直後は、下地材の野地板(のじいた)が雨を直接受けてしまうので、上棟直後から屋根の防水工事が始まります。
屋根と壁の間に付いている木材、破風板(はふいた)。
こちらは、鼻隠し。どちらも横や下からの雨、風を、屋根裏に侵入するのを防ぐ為のもの。見た目も役割も同じ木材ですが、鼻隠しには、雨樋が付けられる事が大きな違いです。
バルコニーの防水工事がこれからなので、ブルーシートで養生です。
サッシ枠到着しています。こちらは、玄関用。完成までの間は、工事用玄関が取り付けられます。
こちらは、2階引き違い窓のサッシ枠です。大きな窓の
ガラスは後付けです。
小さい窓は、最初からガラスが入って到着します。
窓が装着され

”家”感UP!!
窓の下から出ているのは
窓用の水切りシートです。
このシートを挟んで、窓を取り付けます。窓は壁を切り抜いて作られるため、雨漏りの危険が潜んでいます。水切りシートで窓枠周りの水の侵入を防ぎます。
大工さんは、1階床板工事中。床で断熱する床断熱なので
発砲スチロールのような、押出法ポリスチレンフォームの断熱材を
土台の間の隙間を埋めるように入れていきます。断熱材も工場でピッタリサイズにカットされて到着します。
この金具を
土台に設置し
断熱材を引っ掛けて留めます。
その上に床板をはっていきます。
2階は管柱(くだばしら)と管柱の間の少し細い間柱(まばしら)や
斜めの木材、筋交い(すじかい)が組まれています。筋交いは、台風や地震などの水平の力に抵抗します。とても重要な木材なので
欠きこみ禁止!!なので、間柱に欠きこみをします。ちなみに間柱は、壁を取り付ける際の下地材です。
工事は、水対策を優先に進んでいます。

という事で
どうぞご安全に。

函南町W様邸 新築工事

2022.04.27

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
函南町W様邸、新築工事の様子を紹介します。
クレーン車の登場(^^)/
いよいよ上棟に向けて工事が始まりました!!
まず、通し柱が吊られています。土台から軒まで継ぎ目がない柱で、他の柱より太く長いので
上と
下で支え、所定の位置で仮固定します。
この段階ではまだ組みません。
通し柱のあと
その階だけに立つ柱”管柱(くだばしら)”を大工さんが担ぎ、組んでいきます。
組み上げていく木材はすべて、記号と番号がふられていて、間違いなく組めるようになっています。向きも決まっていますよ(^^)
記号は通りを示しています。この柱は、『い』通りの8番。通りは『いろはにほへと』順です。
管柱を組むと
通し柱の欠きこみに、2階の床の高さで建物をグルっと囲っている
横架材、胴差し(どうさし)を組みます。通し柱は、胴差しと組まれる事で、1階と2階を構造的に一体化し、耐震性・耐久性を高めます。

管柱の凸と、胴差しの凹を合わせて木槌で叩きます。
写真ではお伝えできませんが、この段階ではかなり揺れています。
揺れる建物で、木槌を振っている大工さん!何度見てもすごいなぁと感じます。
胴差しや
梁や桁の横架材を組むと、
2階床下地が完成です(^^)/
1階、斜めに掛かっているのは仮筋交い(かりすじかい)。柱の垂直を測り、傾かないように固定しています。
続きましては、2階床板をはっていきます。
クレーン車の運転席からは、細かい位置や高さを見る事は難しいです。なので、大工さんが手で合図を送り、誘導します。大工さんとクレーンの運転手さんのチームワークもばっちりです(^^)
床板の記号・番号と、梁の記号・番号を
確認しながら
床板をはっていくと
だんだん 青空が隠れ
見えなくなり
少しだけ、建物がたくましくなりました(^^)
2階も1階と同じように管柱、梁や桁の横架材を組み上げます。
午前中で、2階まで完成!この日はペースがいつもより早いです!!
午後の部は、屋根を構成する小屋組みから工事スタート(^^)/短い柱は、小屋束(こやつか)です。
小屋束に母屋(もや)を組み
『かすがい』という釘で



固定します。
母屋と交差するように組む
垂木(たるき)が吊られました。屋根の下地材、野地板(のじいた)の下地となります。
そして、野地板完成(^^)/
野地板の下から少しだけ顔を出している木材が垂木。この垂木に野地板が固定されています。
野地板に引かれている青い線は、垂木の位置を印していて、青線の通りに釘を打っています。
上棟工事は、組み上げるだけではなく、屋根の上でも細かい仕事をしています。
写真縦方向の木材が垂木、横方向が母屋です。
無事上棟しました!!
W様ご家族は、現在遠方にお住まいなので、W様に変ってご親族がご近所さんにごあいさつ(^^)すっかり打ち解けていました。
そして、大工さんはもうひと頑張り!!いつもより早いペースで組みあがったので、1階の構造用ハイベストウッド貼りが始まりました。
この日の工事は、ここまで(^^)/

朝、曇っていた事を忘れるこの青空!!

現場のみなさん、ありがとうございました。

W様、上棟おめでとうございます。

これから大工工事が進んでいきます。

という事で
どうぞご安全に。

函南町W様邸 新築工事

2022.04.19

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
函南町W様邸、新築工事の様子を紹介します。
立ち上がりコンクリートが打設され、型枠が取れました!
このタイミングで突然登場するアンカーボルトは、立ち上がりコンクリートを打ちながら埋め込みます。基礎と土台をつなぐボルトです。
赤いポチ。レベルポインターのてっぺんです。
立ち上がりの上に建物が建ち、立ち上がりの下の空間は床下になります。
床下は、万が一のトラブルや点検の際に、床下点検口からどこの部屋の床下にも行けるように
人通口を作っています。
玄関土間以外は
すべてつながっていますよ(^^)/
スリーブで確保した穴に
給排水管が通りました。グレーが排水管、黒が水道管です。
床下に排水管が設置されました。
水は高い所から低い所に流れるので、排水管に勾配を付けます。場所に応じて決められた勾配がありますが、
トイレだけは急な傾斜だと先に水だけが流れてしまうので、他の水まわりよりも緩やかな傾斜になっています。排水管が短いのでわかりにくですが<(_ _)>
排水管に使われている『硬質ポリ塩化ビニル管(PVC-U)』、略して塩ビ管。塩ビ管に書かれている『VU50』。VUは薄肉という事を示しています。低い水圧の排水に使われます。50は呼び径。外径は60㎜、内径51㎜ですが、呼び径は50㎜なんです。ちょっとややこしい(;^ω^)

基礎工事、まとめの段階に入ってきました!!

という事で
どうぞご安全に。

函南町W様邸 新築工事

2022.04.09

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
函南町W様邸、新築工事の様子を紹介します。
捨てコンクリートの基準線に沿って
基礎型枠が設置されました。
型枠は”家”を形づくる枠です。これから打設されるコンクリートの圧力に負けないように、単管パイプと支柱で固定します。
”家”が建つ場所にビニールシートを敷きます。
これは、防湿シートで地面の湿気を床下に伝わらせるのを防いでいます。基礎工事から水対策は始まります(^^)/
鉄筋が組まれました。
鉄筋は、『引っ張る力』に弱いコンクリートの弱点を補ってくれます。鉄筋とコンクリートが強度を出すためには、しっかりと鉄筋をコンクリートで覆う必要があります。
鉄筋を覆うコンクリートの厚さを、かぶり厚さといいます。このかぶり厚を確保するために、スペーサーブロックを挟んでいます。
こちらは、ドーナツスペーサー。型枠と鉄筋の間のかぶり厚さを確保しています。
ベースコンクリートが打設されました(^^)/
建物、家具、人、設備すべての荷重を支えるのがベースコンクリートになります。
捨てコンクリートは、構造に直接関係なく強度は必要ないので無筋でしたが、ベースコンクリートは鉄筋を組み、鉄筋コンクリートとしてすべてを支える強度を持たせます。
ベースコンクリートに、立ち上がりコンクリート打設のための基準線が引かれました。
こちらは柱が土台から抜けるのを防ぐ、ホールダウン金物。
傘の持ち手のような形で、引っ張る力に抵抗します。
立ち上がりコンクリートを同じ高さに打つための目印、レベルポインター。
高さを調節したよ!という印で、真ん中が赤く塗られています。
外と内の給排水管をつなげる穴を確保するスリーブ。
立ち上がりコンクリート打設に向け準備が進んでいます。

という事で
どうぞご安全に。

函南町W様邸 新築工事

2022.04.02

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
函南町W様邸、新築工事の様子を紹介します。
建物の配置や間取りが決まると、地盤の状態を確認する地盤調査を行います。その結果に基づき、それぞれの土地に適した方法で、建物を支えられる十分な強度を持つ地盤に改良する工事、地盤改良工事を行います。
こちらの現場は、∑-i(シグマ-アイ)工法です。小口径鋼管(しょうこうけいこうかん)工法の一種です。
杭の先端は4枚の掘削刃と
スパイラル状の翼部が取り付けられた
長さ6.5mのこちらの杭を、30本打っていきます!
杭打ち機に
セット!
杭を回転させながら
位置を確認しつつ
30本の杭を打ちます。
杭の頭に
フタが付けられ、
地盤改良工事終了(^^)/地盤がパワーアップし、安心して基礎工事に入っていけます(^^)
砕いた石”砕石(さいせき)”を
転圧機で締め固めます。
締め固めた場所に”家”が建ちます。
家が建つ外周に、捨てコンクリートを打ちます。
捨てコンクリートの厚さは約5cm。
基礎の位置を示す下地となり、
型枠設置の土台となります。
また、高さの基準にもなっています。基礎工事は穴を掘ります。そうすると高さが分からなくなるため、捨てコンクリートで基準を作っています。捨てコンクリートは構造に直接関係ありませんが、垂直方向にまっすぐの家を建てるために、大事な役割を果たしています。

という事で
どうぞご安全に。

函南町W様邸 新築工事

2022.02.02

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
函南町W様邸、新築工事の様子を紹介します。
地鎮祭の日を迎えました!
神さまが南の方角を向くように祭壇を準備します。
参列者は、北側を向いて神さまと向かい合って座ります。
祭壇の4隅に忌竹(いみだけ)をたて、しめ縄で囲いこの場所が聖域である事を神さまにお示しします。
真ん中の神籬(ひもろぎ)に降臨して頂きます。
親子4世代がそろっての、地鎮祭始まります(^^)/
神さまをお迎えする前に、お供物や
参列者を祓い清め
降臨です。神主さんの『おおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーぉぉぉ』の警蹕(けいひつ)が合図です。
2礼
2拍手1礼でごあいさつ。
この土地に新築工事をすることをご報告する祝詞奏上(のりとそうじょう)。朝早く、冬らしい気温だったこの日。じっとしているのがつらい寒さでした。
土地の四方を
お米とお塩で
祓い清めます。
メインイベント!土地に見立てた盛砂に鍬入れをして頂きます(^^)/
ご家族に見守られ、
ご主人「えい!」
みんなで「えい!」
記念撮影もばっちり(^_^)v
榊に紙垂(しで)を付けた玉串に
工事の安全や
W様ご家族の
家内安全を
祈願し
玉串を捧げ
お神酒で乾杯(^^)/


記念撮影(^_^)v

W様邸の地鎮祭は、年末に行われました。おめでたい事で年を締めくくれ、W様ご家族のいい運気を分けて頂きました(^^)
凍える寒さでしたが、ご家族そろってにぎやかな地鎮祭となりました。

工事の着工はもう少し後になります。
お楽しみに!

という事で
どうぞご安全に。

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