新築戸建施工日記

カテゴリー: 三島市 T様邸

三島市T様邸 新築工事

2021.06.01

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市T様邸、新築工事の様子を紹介します。
2階、フローリングが貼られています。
フローリングは貼りながら養生をするので、お施主さまでも全貌を見る事ができません。工事が終わり、クリーニングするまでのお楽しみです(^^)
それまでは、養生から少しだけ顔を出している場所で想像するのみです(;^ω^)
壁に断熱材が入りました!
大洋工務店では、高性能グラスウール16Kを使用しています。断熱性、施工性、耐火性、吸音性に優れた素材で住宅用断熱材として広く使われています。
原料は、ガラスです。主に、建築現場や家庭から出た資源ごみのリサイクルガラスを使用しています。ガラスを高温で溶かした物を、遠心力で吹き飛ばし綿状に細かく繊維化した物。綿菓子を作る原理と同じなんだそうです。
窓枠と柱の隙間に
スプレータイプの断熱材を吹き付けます。トリプルガラスを使っても、その周りから空気の出入りがあっては。。。です!
窓枠と柱を留めている金具”ワクワク金物”って言うんですって(´∀`*)ウフフ
わく枠金物です!
ユニットバス設置準備が整っています。
ちなみに、浴室の断熱材の隙間を埋めているモコモコは、窓枠の隙間を埋めている断熱材と同じ物です。
2階フローリング貼りが終了し
なが~く
厚みのある材料が登場!
これは、玄関土間と室内の境界にあたる、上り框(あがりかまち)です。
サイズに合わせてカットし
固定します。
付いてしまうと、『あ~ここね!』と納得です(^^)
玄関ホールのフローリングを貼ると、フローリングは終了!
ユニットバス設置や
バルコニーの防水も完了(^^)/
大工工事は、石膏ボード貼りに移っていきます。

という事で
どうぞご安全に。

三島市T様邸 新築工事

2021.05.25

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市T様邸、新築工事の様子を紹介します。
上棟から2日後。茶色の壁で覆われてきました。
こちらは、構造用ハイベストウッド。
土台、柱、横架材を一体化し、壁面全体で力を受け止めるので、どこか一部に負担がかかる事を防ぎます。
上棟後は、構造がむき出しです。雨に極力濡れないよう、外まわりを優先に工事が進められます。
雨を直接受ける屋根。早速、”改質アスファルトルーフィング”と呼ばれる屋根の防水シートが貼られています。仕上げ材のわずかな隙間から入ってくる雨水をシャットアウト!!屋根は、上棟直後に工事が始まります。
サッシ枠の登場です(^^)
こちらは、枠だけ。ガラスが入ったサッシとは別々になっています。
サッシを支える窓台などの木材を組み、サッシ枠を取り付けます。
窓の種類によっては、枠とサッシがセットになっているタイプもありますよ(^^)/
バルコニー立ち上がりの白い板、ケイ酸カルシウム板。耐火性能を持ち、火災時の延焼を防止します。バルコニー、水対策始まります!
上棟から約10日後。
壁に付けられた白いシートは、透湿防水シート。
うすく、やわらかいこのシートは、極細の繊維をランダムに積み重ね、熱と圧力で結合させた不織布。繊維の隙間から湿気を逃がし結露を防ぎます。湿気は通しても水を通さないという優れもの!
屋根は、仕上げ材のガルバニウム鋼板が。ガルバニウム鋼板は、軽いので屋根への負担が少なく、
太陽光パネル設置時に穴を開けずに工事ができます。雨漏りのリスクは少ない方が安心です!
ブルーシートの養生がされているのは
バルコニー。モルタルで勾配がつけられました。防水工事はこれからなので、養生中です。
室内は、1階床が貼られました。床板の下には断熱材が敷かれています。貼り終わってしまうと、床下から覗かないと確認できませんが、断熱材はちゃんと入れてありますのでご安心を。
このスペースだけ、少し床が下がっています。ここは、畳みコーナーになります。畳の厚み分、床を下げてあるんです。
木造建物用制震ダンパー”ダイナコンティ”。オイルの粘りを利用して、揺れが起こった瞬間から建物が揺れる方向と反対に動き、揺れにブレーキを掛けます。
早い揺れはゆっくりに、大きい揺れは小さく。取り付ける場所は、計算に基づいて必要箇所に設置します。
ホールダウン金物の完成形です。柱に固定されました。ホールダウン金物は、柱が土台から抜けるのを防ぐ金物です。
大工工事は、壁の断熱材やフローリング貼りに移っていきます。

という事で
どうぞご安全に。

三島市T様邸 新築工事

2021.05.18

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市T様邸、新築工事の様子を紹介します。
いよいよ、上棟に向けて工事スタートです(^^)/
通し柱が仮固定されています。通し柱は、土台から軒まで継ぎ目がない柱。1階と2階を構造的に一体化します。固定されるのは、もう少し後です!
その階にだけ立つ、管柱(くだばしら)が立ち始めました。1階の管柱は、2階床の荷重を梁や胴差し(どうさし)に伝えます。
あっという間に組まれますよ(^^)/
2階の床の高さで建物のまわりをグルっとしている胴差しを、管柱と通し柱に組んでいきます。
管柱の凸っとした”ほぞ”と、胴差に開いた”ほぞ穴”を合わせて
木槌で『ドン!ドン!』
ドン!ドン!
1時間ほどで1階フォルムが見えてきます。
✖に付けられた木材は、仮筋交い(かりすじかい)。柱などを垂直に測った後、傾かないように仮に固定しています。
2階床下地を組むと、金物固定タイムとなります。
まずは、羽子板金物を必要箇所に置いて
工具で留めていきます!
下から見ていると、工事が進んでいないように感じる時間です(;^ω^)
2階床板が貼られ
2階管柱に、梁や桁を組んでいます。
2階も1階と同じように、”ほぞ”に
”ほぞ穴”を合わせて
木槌で『ドン!』
『ドン!』
『ドン!』(^^)/
2階が
登場です!
上棟は、たくさんの木材を組んでいきます。間違えないように柱だけでなく
床板など全ての木材に番号が振られ、図面通りに組めるようになっています!!
早朝は小雨がパラパラしていましたが、青空になってきました(^^)/
午前の部はここまで!
午後は、金物固定からスタートです(^^)
工事は最終段階、屋根を構成する小屋組みに突入!!
梁や桁に矢印で指した短い柱、小屋束(こやつか)を組み、その上に母屋(もや)が組まれます。その中で、屋根の一番高い位置に組まれるのが”棟木(むなぎ)”で、上棟は棟木まで組む事を言います。
母屋に屋根の下地材を受ける垂木(たるき)を掛け
野地板(のじいた)を

貼ると
上棟です(^^)/

パラパラと雨が降る時間もありましたが、ひどくならず無事上棟できました!
これから、大工工事が進んでいきます。

という事で
どうぞご安全に。

三島市T様邸 新築工事

2021.05.11

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市T様邸、新築工事の様子を紹介します。
外と内の給排水管をつなぐ工事をしています。
側溝とつなぐ管を敷地内とつなげるため
基礎の周りを掘って配管します。ねずみ色の管は排水管、黒い管は水道管です。
バケツに穴が開いた”桝”。雨水がこのバケツに溜まって、砂や木の葉などのごみは下に溜まり、雨水だけ側溝に流れていきます。
水道管は、白い筒のヘッダーとつなぎます。
ヘッダーを通じて、各水栓に水が送られます。
オレンジ色はお湯を運びます。
エコキュートで沸かされたお湯が貯湯され、エコキュートからヘッダーを通じて運ばれます!
給排水管の設置が終わると
掃出し窓や
勝手口のステップ
エコキュート土台
玄関土間に型枠の設置がされました。
土間のまわりには断熱材を入れ
コンクリートを
打設
します(^^)/
養生期間を置き、基礎工事完了です(^^)/
そして、土台設置が始まっていますよ!!ここから大工工事のスタートです。
土台は柱が組まれる木材です。この”ほぞ穴”に柱が組まれます。
複雑な形で加工されています。

プレカット工場で加工され、現場に搬入されます。
アンカーボルトの穴だけは
現場で大工さんが開けていますよ(^^)/この時、ひのきのいい香りが漂います♪
木材には、番号が振られています。この番号に合わせて組んでいくと間違えることなく組むことができます。いろはにほへと順で印され、『い』は通りを表します。上の写真は、”い”通りの1番という意味で1番最初の番号。『いの一番』に〇〇する。なんて表現は建築から来ているのかも?!
基礎の上に敷いているのは、基礎パッキン。このパッキンが通気層となり、床下の換気をしています。
横から見ると、穴があいているのが分かりますよ(^^)/基礎パッキンの上に土台を乗せ
アンカーボルトで留めます。
土台と土台の間に組まれる木材、大引(おおびき)。大引きには束(つか)が付けられます。束は、大引きが受けた1階床の力を地盤に伝えます。
上棟時に使う金物の準備も始まりました(^^)/
あとは足場を掛けて、雨が降らないように祈るだけ(^^)

という事で
どうぞご安全に。

三島市T様邸 新築工事

2021.04.30

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市T様邸、新築工事の様子を紹介します。
ベースコンクリートに立ち上がり枠の基準線が引かれました。
線の通りに型枠を設置し、コンクリートを打つ準備をします。
このタイミングで登場するオレンジ色の棒、レベルポインター。
鉄筋にたくさん付いています(^^)
基礎立ち上がりの高さを揃え、水平にするための印です。
真ん中の黒い”ポチ”だけが残るようにコンクリートを打ちます。
正面の長い金物は、ホールダウン金物。柱が土台から抜けるのを防ぐ補強金物です。
引き抜きの力に抵抗するため、下の方が”クネ”っと曲がっています。
立ち上がりの枠を設置し、
コンクリートも打設されました!コンクリートから出ている金物は
アンカーボルトです。こちらは、基礎に土台を固定する金物です。長さ約40cmほどある金物を、立ち上がりのコンクリートを打ちながら埋め込んでいきます。
黒い”ポチ”は、レベルポインターのテッペンです!
養生期間を置き
型枠が外れ、コンクリート姿に!!
そして、室外と室内の給排水管を繋げる工事が始まりました(^^)/

基礎工事大詰めです。

という事で
どうぞご安全に。

三島市T様邸 新築工事

2021.04.17

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市T様邸、新築工事の様子を紹介します。
基礎の型枠が設置され
鉄筋が組まれました(^^)/
鉄筋とコンクリートは、お互いの弱点を補いあい、より一層の強度を持つ鉄筋コンクリートとなります。鉄筋は引張力に強く、圧縮力に弱いです。コンクリートは逆に引張力に弱く、圧縮力に強いです。
鉄筋コンクリートの強度を維持するために重要なのが鉄筋の”かぶり厚さ”。鉄筋を覆うコンクリートの厚みの最短距離を言います。鉄筋のサビを防ぐために、しっかりコンクリートで覆う必要があるんです。
鉄筋の下に挟んでいるスペーサーブロックが、かぶり厚を確保していますよ(^^)/
正面の鉄筋に黄色い印が付いているのが分かりますか?!これは、ベースコンクリートを打設する際の目印です。大洋工務店のベースコンクリートは15cmの厚さです。
コンクリートが打設されました。
コンクリートは主に、砂利とセメント、水が原料です。ある程度時間が経過すると、コンクリート内で個体材料から水が分離して浮いてきます。それを、金コテで押さえる事で、ひび割れを防ぎ耐久性を確保します。押さえという工程を3回行った後の姿です。
コンクリートは打設直後が”ツル”っとしていてきれいです!
養生期間を置き
給排水管のスペースを確保する
『スリーブ』が設置され
立ち上がり枠設置のための、墨出しも(^^)

天気の様子を見ながら、基礎工事進んでいます!!

という事で
どうぞご安全に。

三島市T様邸 新築工事

2021.04.02

こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市T様邸、新築工事の様子を紹介します。
地盤改良工事が始まりました!こちらの現場は、表層改良という工法で行います。これは、軟弱な部分をセメント系固化材と軟弱土を混ぜ、転圧し、均一な安定層を作ります。軟弱地盤の深さが2mまでの場合に行う工法です。
グレーのお粉がセメント系固化材です。
固化材と軟弱土を
ショベルカーで混ぜ、
混ぜ
混ぜます(^^)/
固化材が入っていた袋です。こちらの現場は、9.5トン使用しました。
9.5トン入れるので、運び出す土も大量です!!4トントラックで9台分の土を処理しました。
混ぜた後は、転圧機で締め固めます。締まりましたね~(^^)/
混ぜる、締め固めるを繰り返し、整えていきます。
ところで、「土と固化材ちゃんと混ざっているの?!」って思いませんか?!ご安心を(^^)/改良した土を採取して、強度が確保されているか、ちゃんと破壊検査していますよ!
地盤改良が終了し、建物が建つ周りに捨てコンクリートが打設されました。
捨てコンクリートの厚みは約5cm。構造に直接関係ないので強度は必要ありません。
役割として、建物の高さの基準、

基準線を印すための下地、
基礎型枠の下地の役割を果たしています。

これから基礎工事が進んでいきます!!

いつものシメの言葉『ご安全に。』これ、耳馴染みがないですよね(;^ω^)
危険を伴う職種の方は「お疲れ様」と同じ使い方で「ご安全に」を使うんだそうです。今回T様邸、初投稿でしたので、説明させて頂きました(^^)

という事で
どうぞご安全に。

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