三島市K様邸 二世帯住宅 大工工事
こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市K様邸、上棟から3日後の姿です。
上棟直後は、構造がむき出しです。なので、屋根や外壁を優先して仕上げていきます。すでに屋根には、ルーフィングが施工されています。これは、仕上げ材から漏れてきた雨などを家の中に侵入させないための、防水シートです。仕上げ材の付いていない屋根は、直接雨を受けてしまいます。上棟が終わる頃を見計らって、屋根屋さんも現場に来ていましたよ。
外観は、茶色い箱になりました。
構造用ハイベストウッドの茶色です。土台、柱、横架材をハイベストウッドで一つの箱にして、壁面全体で地震や台風に抵抗します。面でバランスよく力を受け止めるので、どこかに力が集中するのを緩和することができます。真ん中付近に1本柱が通っているのは、通し柱です。
1階中の様子です。窓がないので暗いです。そして、声の反響がすごい。無駄に『あ~。』とか言ってしまいます。
この日、大工さんは2階で窓を設置する為の準備をしていました。窓を支える土台、窓台を組んでいます。大工さんがいる場所は、バルコニーです。今作っているのは、バルコニーに繋がる窓の土台です。
ここからの
これ(^^)/窓が設置されました。2階バルコニーと室内との境界ができました。
そして、バルコニーには
排水口に雨水が流れるように、モルタルで勾配(傾斜)が付けられました。
バルコニーの原形は”木”という事を忘れる変貌っぷりですよねΣ(・ω・ノ)ノ!
1階床には、断熱材が敷かれ
床板を貼っています。
排水管用の穴でした。ぴったりです(^^)/
断熱材の上は、もちろん歩いてはいけません。足場を木材で作りつつ、土台の上を歩いている大工さん。
ひょいひょい歩いていますが、重たい床材を持ちながら、視界がいいとは言えない体勢で器用に歩くなぁと感心。
上棟から約1週間後の姿です。
大工工事は、着々と進んでいます。
という事で
どうぞご安全に。
三島市K様邸 上棟
こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市K様邸、上棟の1日をご紹介します。
ご覧のように天気は晴れ◎朝から気温は高めで上着なしでもOK!!大工さんは暑く感じるかなぁという感じでした。
まずは、通し柱が所定の位置に移動されました。この柱は、土台から軒まで継ぎ目がない柱です。上棟時、通し柱が最初に準備されます。
準備されていた木材を所定位置に移動させます。柱と土台には、それぞれ番号が振ってあり、土台と柱の番号を合わせているんです。まだ、柱の設置はしませんよ~。まずは、下準備からです。
こちらの建築現場は、大洋工務店の分譲地です。なので、空いているスペースにとりあえず木材を置く事ができます。スペースがあると大工さんも運んで下さる業者さんも気が楽です。
管柱が建ち始めました。1階の管柱は、2階の床を支える梁などの力を土台に伝えています。
管柱が建ちました。
これから、2階床の下地を組んでいきます。
荷下ろしを終えたトラックが帰っていきます。敷地には大量の木材!この木材をこれから組んでいくんです!!
管柱の後は、胴差し(どうさし)を組んでいきます。胴差しは、1階と2階の柱をつなぎ、2階の荷重を1階に伝えます。
胴差しには”ほぞ穴”という欠き込みがされています。管柱の先端もほぞ穴に入るよう、加工されています。ほぞ穴の位置を下から確認して、
上から息を合わせて木槌で『ドンっドンっ』とします。これを場所を変えて繰り返します。
自分の中でベストショットじゃん(*^^*)とニヤリ。正に息を合わせて『ドンっ』です。
不安定な足場の様子が伝わるでしょうか?!3m近い高さの、梁の幅しかない所を歩いて、木槌を振るんです。しかも、遠くから見ていても揺れるのが分かるんですぅ~。手すりもないし…。あっぱれ!!
約2時間ちょっとでこの姿です。2階床下地まで組み上がりました。
羽子板金物で固定します。地震・台風などで梁が外れるのを防ぐ、補強金物です。ある程度、手で取り付けたら
工具でガッチリ留めます。
同時進行で、1階では仮筋交い(かりすじかい)の設置中です。柱などの垂直を測った後、傾かないように仮に固定している斜めに掛かっている木材です。
2階床板が、クレーンで吊り上げられています。
床板の設置はあっという間です。床板を運ぶ人
釘で留めていく人、役割分担もいつものメンバーなのでスムーズです。ある程度貼り終わると
貼っていない床板を移動して
もう半分の床板を貼っていきます。これでしっかりとした足場が確保できました(^^)/
釘打ち機の『バシュッ!バシュッ!』という音が響きます。
1階から見上げると、家っぽさが出てきましたね。
釘で床板を留めると、次の木材が準備されています。ちなみに、3本突き出ている柱が通し柱です。
朝と同じように、定位置に木材を配置します。大工さんから次の木材の引き上げの合図が掛かります。
クレーンの運転士さんとは手の合図で、置く位置や
上げるとか下げるとかを指示します。顔なじみの運転士さんだと、もらいたい場所にピタッと来るんですよ(^^)
2階も1階と同じように管柱から建てていきます。
その頃、お施主様が様子を見に来てくれました。方向的に逆光でまぶしい時間でしたが、一生に一度の記念の日です。様子をご覧頂けてよかったです。
2階管柱が建ちました。続いて
梁や桁(けた)を組んでいきます。
大量の木材がなくなりました。
午前中終了です。
午後は、金具留めからスタートです。
隣の敷地に置いてあった木材が移動してきました。
隣の敷地にはこれだけになりました。あと、屋根を組んでいきます。
大工さんが留めているのは棟木です。上棟はこの棟木まで組み上げる事を言います。今は、屋根の下地材まで組み上げます。
木材と木材をつなぎ合わせる『かすがい』という釘で小屋束(こやつか)と母屋(もや)を留めています。
母屋の上に垂木(たるき)が組まれました。屋根の下地材、野地板(のじいた)を支えます。
野地板が貼られ
無事上棟です。
ご尽力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
これからもよろしくお願い致します。
Rくんも夕方にお母さんと一緒に見に来ていました。自分のお部屋が出来るのも、もうすぐだね(^^)
という事で
どうぞご安全に。
三島市K様邸 基礎工事
こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市K様邸は基礎工事がまとめの段階です。
給排水工事の外部配管が施工されました。
こちらは2世帯住宅なので、給排水管がいつもより複雑です。
白い筒は”ヘッダー”と言ってここから各水栓へ繋がれます。白いのは保護剤で
奥の方に潜んでいるのが、ヘッダーです。生身の姿、まだ見たことがないんです。
掃出し窓からのステップやエコキュートの型枠が組まれています。コンクリート打設の準備万端です。
基礎屋さんは、掘った所に土を戻しています。
ショベルカーで”ねこ”に土をいれて、所定の場所まで運び均していきます。
玄関土間の周りに断熱材が敷かれました。玄関土間にも断熱材を入れないと、玄関から暖かい部屋の空気が逃げてしまい、夏は暑く冬は寒い住宅になってしまいます。一年中快適に過ごすためにも玄関土間に断熱材を入れる必要があります。
玄関土間、エコキュート土台、ステップにコンクリートが打設されました。
基礎のまわりに、砕石がしかれています。これは、雨が降った際に、基礎を汚さないように敷いています。
養生期間を経て、型枠が外され
敷地全体が砕石で均されました。基礎工事は終了です。
上棟の準備が始まります。
という事で
どうぞご安全に。
三島市K様邸 基礎工事
こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市K様邸、基礎工事の立ち上がりまでの様子を紹介します。
鉄筋が組み終わると、配筋検査を行います。決まり通りに鉄筋が組まれいているか確認をします。
コンクリートは引張りの力に弱く、圧縮に強い性質です。逆に鉄筋は引張に強く、圧縮に弱いんです。基礎には主に引張力と圧縮力が働いています。だから、建物全ての荷重を支える為には、コンクリートだけでなく鉄筋の力も必要になってくる訳です。配筋検査でOKが出ると、ベースコンクリートが打設されます。
ベースコンクリートが打設されました。
ベースコンクリート打設後、時間をおいて再度仕上げ作業をしている所です。基礎の型枠の外から、手の届く範囲を均しています。
仕上げ作業は、後のひび割れや表面のざらつきを抑えるために行います。でも、手の届かない所はやらないの???
心配無用です(^^)仕上げ用のお座布団を引いて、均しては移動してを繰り返していました。
普通に人が乗ると足跡が付いてしまいますが、板を引くことによって体重が分散され、跡が付かないんですね。
別の日、立ち上がりコンクリート打設に向け準備が進んでいました。
立ち上がりの型枠の墨出しや、
排水管を通すためのスリーブの設置、
柱が土台や梁から抜けるのを防ぐホールダウン金物、
水平を確認するレベルポインター、
ドーナツスペーサーも装着されています。立ち上がりのコンクリートを打設した際に、ホールダウン金物が動かないように、”かぶり厚さ”を確保する為の物です。
立ち上がりのコンクリート打設後です。
ツンツン出ている金具は、基礎と土台を繋ぐアンカーボルトです。
ここからの~
これ(^^)/
基礎工事は上棟に向けて終盤戦です。
という事で
どうぞご安全に。
三島市K様邸 基礎工事
こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市K様邸、基礎工事進行中です。
建物が建つ位置に縄を張り、その周りを掘削して基礎の底となる高さまで土を掘ります。砕石(さいせき)という砕いた石を敷地全体に敷き、転圧して、
家の建つ周りにコンクリートを打ちます。これは捨てコンです。何もない所でまっすぐな建物をたてる為には、基準となる目印が必要です。
捨てコンは基準線の下地や、型枠設置のための下地の役割があります。地面を均して、足場を作ることで職人さんも工事がしやすくなります。
砕石を転圧して締め固めてあるので、上に乗るとカチカチなのが分かります。
建物の形がよく分かります(*^^*)こちらは大洋工務店の分譲地です。お向かいさんで足場が組まれていて、そこから撮ってみました。
ベースとなる所に防湿シートが敷かれました。このシートは、地面からの湿気をシャットダウンしてくれます。住宅にとって”湿気”は大敵です。念には念を。
配筋工事です。鉄筋が種類ごと分別されています。
運び入れながら、
組んでいきます。
鉄筋を支える黒いのは、スペーサーブロックです。
スペーサーブロックは、配筋した鉄筋が動かないように固定し、コンクリートの厚み(かぶり厚さ)を確保するために設けます。
かぶり厚さは、鉄筋を覆うコンクリートの厚さの事です。コンクリート表面から鉄筋の表面の最短距離を指します。鉄筋は、水や空気に触れると錆てしまいます。そうすると、コンクリートは強度を保つことができなくなります。だから、コンクリートでしっかり鉄筋を覆うためのかぶり厚さを確保する事が大事なんです。
配筋工事をしていたこの日、同じ分譲地の構造見学会にK様がお見えになりました。2階が気になるR君、はしごで上っている所です。何も怖くない!とスタスタと上っていきました。私は、いまだにおっかなびっくりです(;^ω^)
2階から余裕の表情です。さすが、男の子ですね(^^)
基礎工事はコンクリートが打設されています。
続きはまた今度。
という事で
どうぞご安全に。
三島市K様邸 地鎮祭
こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市K様邸、地鎮祭を行いました。
天気は、朝から本格的な雨。気温は暖かいという天気予報の言葉を信じていましたが、冷たい雨でした(>_<)2月にしたら暖かいのかもしれませんが…。
そんな訳で、今回はテントの中に祭壇を作りました。
神さまの降臨頂く場所は祓い清められた清浄な聖域でなくてはなりません。そのために、忌竹(いみだけ)を立て縄を張り巡らし聖域である事を示しているんです。が、この気温でこの雨。体調を崩されては元も子もないので、テントの中の祭壇です。神さまもきっと分かって下さるでしょう。
お施主様、ご両親にご参列頂きました。全員集まった所で地鎮祭の始まりです。ご覧頂いておりますように、雨の中でのカメラの使用となり、いつものカメラは防水機能が付いておらず、スマホで撮影しています。スマホのせいなのか、私の操作が悪いのか見にくい写真が出てくると思います。今回はご勘弁ください<(_ _)>
最初に地鎮祭開催のご挨拶。次に参列者やお供え物を祓い清めます。
神主さんが「おおぉ~~~!」と声を発するのは”警蹕(けいひつ)”と言い、神さまの降臨を告げています。厳粛な雰囲気の中であの独特の声にびっくりしますよね。
祝詞奏上です。どこの誰がどこの土地にどこの会社に頼んで建物を建てるかを神さまに告げ、工事の安全を祈ります。
雨は少し小雨になりましたが、止む様子はありません。
四方祓いです。土地の四隅を祓い清めます。
奥様にお酒とお塩を持っていただき、四方とトイレになる場所をお清めします。
地鎮の儀です。こちらの盛砂を土地に見立て、お施主様に鍬入れをしてもらいます。
この時から、なんだか写真がぼやけてくるんです。雨に濡れたせいなのか…。会社のスマホなので、ちょっと焦っています(;^ω^)最近のスマホだし、防水だと思っていたけれど実は…。
そんな気持ちと裏腹に地鎮祭は順調に進んでいきます。
みんなで、シャドー玉串奉奠です。神主さんが教えてくれる言葉に合わせて練習です。
ご主人の玉串奉奠です。明らかにカメラの様子が!!
全員の玉串奉奠なのに、目を擦りたくなるような写真になってしまいました<(_ _)>記念の日なのに…申し訳ございません。
雨足が強くなってきました。
足元にも水たまり。長靴できたRくんはへっちゃらです。
お神酒で乾杯です。神主さんが配ってくれている最中にフライングでRくんお神酒に口をつけて「まずっ」と(;^ω^)
お施主さまのご挨拶のあと乾杯!!
飲もうとするRくん、土に戻すようお母さん。Rくんにはまだまだ早いですね。
最後に記念撮影。
帰る頃に小雨になってきましたが、この日は1日雨でした。雨降って地固まるっていう言葉もあるしと神主さん。
スマホの調子も問題なさそうで一安心(個人的感想です<(_ _)>)だとすると、あの時の写真の異変は神さまの仕業?!神さまのせいにしたら、バチが当たりますね。きっと私の操作の問題です。
という事で
どうぞご安全に。
三島市K様邸 地盤調査
こんにちは。
大洋工務店の皆川です。
三島市K様邸は、地盤調査が始まりました。こちらは、大洋工務店の三島市松本分譲地になります。地盤調査は、建物を建てる土地の荷重や沈下に対する強度を調べる事です。その地盤で建築物を安全に支える事ができるのか、支えられない場合はどのような地盤改良をするべきなのかという事を調査します。
私は今まで見たことがなかったので、張り切って現場に向かいました。
到着してみると、業者さんお一人様とコンパクトな耕運機の様なものだけです。
ん??
えっと~
まだ準備かな…
でも、何やら作業している様子は感じます。
地盤を調査するんですよ!だから、大きな重機が来て派手に調査していることを想像していたもので、拍子抜けと言うか、正直ガッカリしてしまいました。勝手に期待していた私が悪いのですが。(業者の方<(_ _)>)逆を言えば、こんなコンパクトな機械で、しかもお一人で地盤を調査できるのですから、進化してますよね。
別の位置に移動したので、すかさず調査した後を見ると、これまた、思った以上に小さな穴でした(;^ω^)
調査する場所は、建物が配置される4隅と真ん中の5ヶ所です。調査する所に印が付いていました。
大洋工務店が地盤調査を依頼しているのは”ジャパンホームシールド”さんです。スウェーデン式サウディング試験(SWS試験)という物で、鉄の棒を地面に垂直に立て、この棒に重りを載せ荷重に対する貫入量で強度を測定するものなんだそうです。
鉄の棒が深く入れば軟弱地盤で、入らなければ強固な地盤という事ですね。
鉄の棒を金づちで『コンコン』もしていました。これはどいういう検査なのかは不明ですが、お日様の光が差し込んで打ち出の小槌のような拝みたくなる風景です。
同じ分譲地でも場所によって、地盤は違うそうです。なので、どこの土地でも地盤調査は必須です。
調査はこの日で終了しました。
という事で
どうぞご安全に。